泡沫の幸せ
奇跡的に、お出掛けができました。
目的地は私にとって苦々しい記憶がつきまとう場所でした。そうです思い出の上書き大作戦です。
楽しく過ごせるかな
といったしょうもない不安は浮かばなかったけど、疲れて無言空間が続いたらどうしようとは思っていました。
結果としてその心配はただの取り越し苦労になりました。
他愛ない話をしながら歩いていたら、なんであの人とはこういう空気にならないのかと不思議な気持ちにもなりました。当たり前に険悪になることもなく、相手が変わればこうも変わるのかとポカンとしちゃいましたね。
適度を少し越えた疲労と達成感を得られて満足しました。
その後は振り返ればぐだぐだしちゃったけど嫌な気持ちにも不安な気持ちにもならなかったんですよね。
ご飯の量が多すぎて断腸の思いで残したり、
電車とまったり、
いこうと思ってた場所が一杯で諦めたり、
悪天候だから歩き回るのをやめたり。
文字に起こしたらわりと散々な状況でした笑
だからこそ楽しかった!と手放しに言うのは違和感があるけれども、ちょっと楽しくてとっても幸せな時間だったと表現するのが適切な1日でした。
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とはいえ基本がマイナス思考な私です。
好きになればなるほど、後々にこの思い出が辛いものとして記憶が書き変わってしまうんだろうなと今から思い、少しだけ落ち込むのです。
恒久的な幸せがほしいのにな
幸せな気持ちで1日を終えたかったのにまだ来てもない暗い未来を思い浮かべては勝手に少し物悲しくなるどうしようもない性の持ち主でした。
おわり
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