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自分が学んだシケモク理論②~洗濯機編~

さあ、今回はついにシケモク理論の概要へと入っていこう。
一体、株式投資と洗濯機に何の関係があるのか分からない。という声も聞こえてきそうだが、すぐに分かるようになるだろう。

それでは、今回紹介する洗濯機はこちらだ。

これはパナソニック製のドラム式洗濯乾燥機である。
説明文を読むと、「トリプル自動投入」「カラータッチパネル」「ナノイーX」「温水スゴ落ち泡洗浄」などなど、凄そうな言葉が並んでいて、いかに素晴らしい洗濯機であるのか書いてある。

これを読んでいる方はこのような洗濯機を使ったことがあるだろうか?
私はこの洗濯機ではないがドラム式を使っていたことがある。洗濯から乾燥までやってくれるため、大変便利で使い勝手のいいものだった。
だが、引っ越しと同時に手放す必要があり、今は普通の洗濯機を使って、かなり不便な生活をしている。また、あのドラム式がほしい、、、

さて、少し脱線してしまったが、ここで1つ質問したい。実はこの洗濯機、様々な理由によって、価格が変動することを知っているだろうか?

このグラフを見て分かるように、洗濯機の価格が変動している。
一番目立つところは2023年1月~9月頃だろう。かなり、価格が下がってきている。

では、なぜこの洗濯機は価格が下がってしまったのだろうか?ここが気になるところである。様々な要因があると考えられるがざっと挙げてみよう。
・家計に洗濯機を買えるだけの余裕がないから。
・他にいい洗濯機があるから。

思ったよりも思い浮かばなかったが、つまり、需要がないと価格は下がってしまうということを言いたい。(笑)
しかし、ここで1つ大事な視点がある。それは、、、
価格が下がろうとこの洗濯機のスペックは変わらない。
ということである。

株式投資においても同じことがいえる。企業の株価は日々変動し、企業価値は日々変化する。しかし、企業のスペックは変わらない。
企業のスペックが変わらないのにも関わらず、株価は下がって、時折、異常値を示すことがある。

シケモク理論とは「そのような異常値にある企業の株を買い、正常に戻ったタイミングで売る手法」なのである。

みんなが売り切ったタイミングで買い、一服して売る。
シケモク理論とは本当に言い得て妙である。

これがバリュー株(割安株)投資なわけだが、次回は企業のスペックROEについて深堀りしていく。


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