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[vlog]新学期早々情緒不安定ぶちかました高校生

今日から普通に3学期が始まり、平常授業もスタートした。
そして、英語でせっかくだから、と席替えをした。

そんな軽いノリ。それが良くなかった。

席はくじで決めるのだが、自分はとにかくくじ運が無かったらしい。

なんと、元彼の隣の席を引いてしまった。

あぁ終わったわもう無理だわ気まずくねどうしようなどと、一人で盛大に(もちろん心の中で)騒いでいたのだが、どうやら相手も同じだったようだ。

基本的に自分がいる講座はペアワークがやたらと多い。なので、ピンチ。笑い事じゃないくらい。

彼の隣だと分かったとき、最悪ペアワークが成り立たないだろう、と予想していた。

最後に話したのは1年と何ヶ月か前くらいだったと思う。しかも、いわゆる喧嘩別れ。口を利いてくれるのかどうかさえ怪しいし、とても怖かった。

しかし、お互い気まずいまま授業はスタートする。ペア交代で英文を読んだり、単語の小テストをしたり。

「うわ、喋ってくれた。」
これが、相手に対して初めて思ったことだった。

ペアワークはちゃんと進むし、少なくとも表面には「おまえが嫌い」という雰囲気を出してくることはなかった。
だから、自分も頑張った。怖さを必死に隠しながら、なるだけ当時と同じ接し方になるように。

授業も中盤。少し冷静になってきた。
改めて向き合って勉強していると、あんま変わってねぇな、などと思える余裕が出てきた。

相手の声や柔軟剤の香り。まるで当時を思い出させるようなものばかりに気がいってしまって、どうも授業に集中出来なかった。

でも、前と決定的に違うのは、自分の気持ちだ。

別れるとき、「この人はもう信用出来る人間じゃない」と思った。それは、今でも変わらない。

いくら楽しかった思い出を振り返ったところで、気持ちは変えられない。それは、相手も同じだと思っている。

また同じときを過ごすことは出来ない。

でも、それで良いと思う。

やっと、あの人とのちょうどいい距離感に気付けた気がする。

ご清覧ありがとうございました。
自販機のコンポタでした🌽

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