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原晋監督のリーダーシップ: 青山学院大駅伝チームの心理的戦略

第100回箱根駅伝が、3日間の復路5区間で行われ、往路で優勝した青学大が見事な走りを見せ、2年ぶりに総合優勝を果たしました。20年目の節目を迎えた原晋監督は、この優勝で2015年の初優勝から数えて7度目の頂点にチームを導きました。

◆天候、地形、長距離走…「箱根は自分で判断する力が求められる」  
レース開始15分前、初めて箱根駅伝に挑戦する青学大の8区、塩出選手は原監督から電話でアドバイスを受けました。「余力を残して落ち着いて行こう」という助言でしたが、実際のレースでは、序盤から積極的に走りました。「チームメイトの活躍に続きたいと思ったし、調子も良かったから最初から飛ばした」と塩出選手は振り返ります。区間新記録は達成できませんでしたが、見事な区間賞を獲得しました。  大きなリード、初めての箱根駅伝への不安、過去に多くのチームが苦戦した坂道などを考えると、原監督は「王道」の走りを助言しましたが、塩出選手は自分の判断で走りを進めました。  「ただ監督の言うことを聞くだけでは、駅伝の力は発揮できない」と原監督は前日の記者会見で語りました。箱根駅伝のようなロードレースでは、天候などの外的要因が影響し、自己判断で最大限の能力を発揮する必要があり、「自分の意志を貫く」ことが大切です。

 ただの上意下達ではなく、選手自身が課題に直面し、考え、練習し、前進していくことがレースでの成果につながります。原監督の就任以来20年間で、この考え方がチームに根付いています。始めは出場するだけで夢のようだったが、今では過去10年間で7度の優勝を果たす強豪チームに成長しました。  「自らを律するチームへと変化してきた。その歴史の上で、今の選手たちが走っている」と原監督は語ります。毎年選手が入れ替わる中で、青学大は一貫した強さを保っています。

笠原彰心理学的分析:
青学大の箱根駅伝における成功は、単に体力や技術だけではなく、心理的な側面が大きく影響しています。原晋監督の指導方針は、選手たちに自己判断力と自律性を促し、困難な状況下でも自らの判断で最適な行動を選択する能力を育てています。これは心理学において「自己効力感」として知られ、個人が自分の能力に自信を持ち、挑戦的な状況でも良い成果を出すことができるという信念です。また、チーム文化の中で、個々の選手が自己成長を遂げることが、チーム全体の成功につながっています。これは「集団内の個人成長が集団の成果を生む」という心理学の原則を反映しています。
青学大の箱根駅伝での継続的な成功は、単に運動能力の高さだけでなく、心理的な要素が大きく寄与していると言えます。

心理指導(メンタルトレーニング)のお申し込み、お問い合わせ先

栃木県内在住の方 とちぎスポーツ医科学センター
https://tis.or.jp/contact/


栃木県外在住の方
作新学院大学笠原彰研究室
kasahara@sakushin-u.ac.jp
Tel 080-1152-6457


とちぎスポーツ医科学センターは、全国でも注目の医科学センターです。
そして、なんととちぎスポーツ医科学センターは、あの独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)の連携協力機関に指定されました。

🌟メンタルトレーニングは、スポーツ界のみならず、ビジネス、芸術、教育、健康等、さまざまな分野で普及してきています。

私は、最近メンタルアレンジメントと表現しています。メンタルトレーニングというとメンタルの鍛錬という意味になってしまいます。

私のサポートは、メンタルを整理するという感じなので、メンタルアレンジメントという表現を使っています。

メンタルトレーニングとは、心理的な技術や戦略を用いて、スポーツ選手やビジネスパーソンなどが自己のパフォーマンスを向上させるために行うトレーニングです。

具体的には、イメージトレーニングやリラクセーションなどの技術を用いて、自己の心身状態を調整し、ストレスや不安などのマイナス要因を取り除くことで、より集中力を高めたり、自信をつけたりすることができます。

例えば、スポーツ選手の場合、試合前に自分がどのようにプレーするのかイメージすることで、本番と同様の状況に慣れることができます。

また、リラックスした状態でトレーニングを行うことで、ストレスや不安を減らし、より効果的なトレーニングを行うことができます。

一方で、ビジネスパーソンの場合、プレゼンテーションや会議などの場面で自信を持って発言するために、自己肯定感を高めるためのトレーニングを行うことがあります。

例えば、自分自身に対してポジティブな言葉をかけることや、過去の成功体験を思い出すことで、自信をつけることができます。総じて、メンタルトレーニングは、心身のバランスを整え、自己の能力を最大限に引き出すことができるトレーニングの一つと言えます。

メンタルトレーニングは、自己のパフォーマンス向上だけでなく、ストレスや不安の管理、心理的な強さの養成、チームビルディングなどの目的でも行われます。

たとえば、ストレスや不安を感じやすい人にとって、メンタルトレーニングはストレスを減らすために役立ちます。

リラクセーションや瞑想などを行うことで、心身のリフレッシュやストレスの軽減が期待できます。また、ストレスを軽減することで、免疫力の向上や疾患の予防にもつながります。

さらに、メンタルトレーニングはチームビルディングにも活用されます。チームメンバーが共通の目標を持ち、チームワークを高めるために、メンタルトレーニングを行うことで、お互いを理解し合うことができます。

また、ストレスや不安を共有し、お互いに支えあうことで、チームの結束力を高めることができます。

🌈メンタルトレーニングは、こんな方々におススメです🌈

🌟スポーツ選手
自分のパフォーマンスを向上させたい、緊張や不安を減らしたい、怪我の予防や回復を促したいという人におすすめです。

🌟ビジネスパーソン
プレゼンテーションや会議などの場面で自信を持って発言したい、ストレスや不安を減らして仕事に集中したいという人におすすめです。

🌟一般の方々
ストレスや不安が多い、自己の心身の健康を維持したいという人におすすめです。また、自己の目標達成や人生の意味を見出したいという人にも有効です。

🌟学生
試験勉強やスポーツの競技会など、学生生活においてもメンタルトレーニングが役立ちます。自己の能力を最大限に引き出すことができ、成績や競技成績の向上につながることがあります。

🌈メンタルトレーニングを学ぶことで、以下のようなメリットがあります🌈

🌟自己のパフォーマンス向上
🌟ストレスや不安の軽減
🌟自己の心理的な強さの養成
🌟チームビルディング

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