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「人間の本質」

わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ

ヴィクトール・E・フランクル「夜と霧」裏表紙のト書きより

フランクルは、ヒトラーによって行われたユダヤ人の大量虐殺ホロコーストから生還した精神科医であり、心理学者だ。

この言葉に僕は、先日の梨泰院(イテウォン)の大規模転倒による圧死事故を重ねてしまう。

事故を回避しようと「一方通行」を促すために大声を出す女性
事故後に懸命に秩序を取り戻そうとする孤軍奮闘する警察官
その一方で事故を誘発したとされる「押せ」の一言

あの現場にもし僕がいて
自分ならどう行動しただろう?
そう考え続けることが僕には大切に思えて……

自分とは、人間とは何かを常に決定する権限は、常に自分だあると信じることだけが
僕を救うのだ。

I have a dream. 私の「夢」は、日本に活動家を養成する学校をつくることです。 私の「モットー」は、Life is Art. Life is Play. -生活をアートできるようになれば既に幸せ-