奥村一郎(メンタルパートナー、活動家、主夫)

夢:活動家を養成する学校をつくる モットー:Life is Action. Life …

奥村一郎(メンタルパートナー、活動家、主夫)

夢:活動家を養成する学校をつくる モットー:Life is Action. Life is Play. ダメダメだっていい。頭が悪くてもいい。気が利かなくたっていい。面白くなくていい。ブサイクだっていい。不器用でいい。引きこもってたっていい。キミがそこに存在してるだけでいい。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

妻と一緒にダイエットスタート

秋口にフラメンコの発表会がある妻の衣装合わせのために、夏頃までに「着たい衣装の選択肢を増やしたい」と妻から「ダイエット隊長」の任命を受けました。 このミッションを完遂するためには、今までの何となくダイエットではいけないと思い、過去の実績を元に「メンタルパートナー的ダイエット理論」をまとめようと決意しました。なにしろ失敗は許されないのです。エライことになってしまう。 まずは「ダイエット憲章」なる屋台骨を箇条書きにしました。こちらに関してはダイエットを進めていく中で紹介してい

    • 「寿司テロと承認欲求」3/3

      前回、「寿司テロ」のような犯罪ををしてしまう人は、マズローの欲求段階説になぞらえて「承認欲求」の段階を抜けきれず、「自己実現の欲求」の手前で足踏みをしている状態だと書いた。 なぜ「自己実現の欲求」に移行できないのか? それは「ありのままの自分を承認された経験に乏しい」からだと結論付けざるを得ない。寿司テロ現象はそれを物語っているのだろうと僕は考える。 「ありのままの自分」とは何か? それは、泣いている自分であり、媚びない自分であり、助けを求める自分だ。掛け値なしの自分

      • 「寿司テロと承認欲求」2/3

        「寿司テロ」はなぜ起きるのか?悪ノリがなぜエスカレートしてしまうのか?なぜ彼らはそれほどまでに承認されたいのか?(「いいね」がほしいのか?) ここからは、持論を交えて検証したいと思う。 前回の記事はこちら→「寿司テロと承認欲求」1/3 皆さんはマズローの「欲求段階説」をご存知だろうか?最近はメディアでも「承認欲求」という言葉を使われることが多くなった。この言葉の提唱者だ。 全体像を示しておく。図は、「うつ」の効用 -生まれなおしの哲学-(泉谷閑示著) 2021 - p1

        • 「寿司テロと承認欲求」1/3

          毎日新聞 2023/2/28 朝刊の「火論」という大治朋子さんのコラムで(「すしテロ」の背景には)という検証記事があった。寿司テロとは、回転ずしの店で客が迷惑行為(犯罪)をして、自らその様子を収めた動画をSNS(ネット交流サービス)上に流すという例のアレだ。 「なぜそんなことをするのか。議論を深める必要がありそうだ」と彼女は言う。僕も同感だ。なぜなら、ここに社会構造的な問題がありそうだからだ。3回に分けて考えていくことにしよう。 彼女は、この検証に「米平和研究所」の報告書

        マガジン

        • メンタルパートナー
          166本
        • FMヤマト
          4本
        • あなたに出会えてよかった
          12本
        • 民Say !
          3本
        • わが子を愛するすべての親御さんへ
          11本
        • 「オカンの話」
          20本

        記事

          この椅子

          1.あるモノ作りが好きな人がいて、自らの美意識に基づいてこの椅子を作った。好きが乗じて作品が増えた。周囲の人に「良いモノだから欲しい人に分けてあげたら」と勧められて、バザーに出したところ人気となり、良い値で売れたことに感謝した。だが、実はこの椅子を好きだと言ってくれる人にしか譲りたくはない。 2.あるモノ作りが得意な人がいて、必要に迫られてこの椅子を作った。機能性とデザインが人気となり、「他人の役に立てて、生業(なりわい)となるなら、自らの責任が及ぶ範囲で数を作ろう」と仕事

          再生

          労働と仕事

          年末に掃除機を買い替えました。充電式のハンディークリーナーです。とっても軽くて、吸引力も半端ない。おまけにヘッド部分にライトが付いているので、ホコリが良く見えます。お掃除が楽しくて仕方なーい。あれ? ここでハタと気づきます。僕にとって掃除とは労働(Labor:レイバー)なんですね。賽の河原の石積み(さいのかわらのいしつみ)と同じ。必要なことなんだけど、これを突き詰めても残るものがほとんどない。 なるべく時間短縮したい作業。だから、最新式の掃除機を買ったのに、掃除に同じ時間をかけていたら、意味ないじゃん!なのです。 家事労働にかけている時間をより影響力が長続きする仕事(Work:ワーク)に置き換えていきたい。僕がしたい仕事とは、文章を書いて新たな価値観に気づいてもらうことであったり、チャリティーを企画して、お金儲け以外の歓びがあることに気づくキッカケづくりをしたりすることなんです。 労働も仕事も「働く」という意味合いでは一緒ですが、明確に線引をしておかないと、あくせくしているだけで、一度しかない人生に何も残せないようで…… さぁ、今日も生活の改善「VE(Value Engineering:バリュー・エンジニアリング)を目指しましょう。きっとそこに幸せのヒントがあるはずです。

          再生

          1月17日

          28年前の今日、当時、私たちが住んでいた奈良県香芝市でも大きな揺れを感じました。午前5時46分、僕は生後半年の娘をベビーベットからおろし、抱きかかえて、落ちてくるかもしれないモノから守るのに必死でした。幸い香芝市の震度は4でさして被害はなかったけれど、恐怖を感じた初めての揺れでした。 その一週間後、娘は痙攣発作を起こします。震災の映像を見ていた妻が、娘の異常に慌てふためく状況が当時の育児日記に残されています。泣きながら病院に走ったそうです。当時、僕は香川に出張で、震災の影響で陸路が使えないので、高速艇で帰ってきました。 この時から僕たちの試練が始まりました。原因不明の痙攣発作、免疫異常、ホルモン異常、長期入院、3時間毎の授乳、つまり生後間もない赤ちゃんのような生活を3年間も続けて、妻は倒れてしまいました。 しかし、あの時の地獄のような日々さえも、僕たち夫婦に学びと出会いを、新たな価値観を与えてくれました。それだけ十分だったのに、28歳になった娘は、生存に欠かせない4つのホルモンをお薬によって補充している娘が、赤ちゃんを産んでくれたのです。そして、優しい旦那さんがそれを支えています。 今、妻は、そのキセキの子、結衣(ゆい)を抱いて眠っています。さあ、仕事に行こか!人生は「これでいいのだ!」^^

          再生

          おてらおやつクラブ

          昨日、JR高田駅西側の南河生鮮市場(なんこうせいせんいちば)に買い物に行きました。妻がラムレーズンが好きで、ここの干しぶどうが大ぶりでラム酒に漬けるのに最適だからです。 で……他の食材を物色していたら、正月用に用意した食材の投げ売りなのでしょう。百合根が3個で68円とか、イカ黄金等の珍味が3種盛で398円とか、え!と目を疑いたくなる価格がズラリなのです。 こちらは正月用ではないのでしょうが、これでもか!というほどの量の火烏賊(ヒイカ:小ぶりのイカ)が500円とか売られていたので、昨晩、仕込みました。しばらく、酒の肴には困りません。 そして、考えました。世の中は物価高だとか、値上げラッシュとか、新聞やテレビで騒いでいるけども、安くなってるものもあるし、反面、食品ロスの問題も僕らは抱えています。各地の子ども食堂には飢えを凌ぐために子どもたちが集まっています。 この矛盾ってどういうことなのでしょう? 僕の友だちに上村康弘(かみむらやすひろ)がいます。彼は、おてらおやつクラブの事務職員をしています。 おてらおやつクラブを簡単に説明すると、お寺には各地域の檀家さんからお供物が集まります。今まではこれらを供養した後、廃棄していたのですが、田原本町の安養寺さんがこれらを子どもたちに分配する事業を始めたのです。 食パンくんこと、上村に「その辺の現状をFMヤマトのリスナーさんに伝えて」と僕から言っておくので、取材してやって下さい。お願いします。

          励ます

          昨日、葛城市の市民マラソン(4.6km)を走ってきました。その前日の朝、試し走りをした時が35分。本番は30分で走りました。自分に克(か)った。やった!^^ ところで、決して走るのが苦手な僕がなぜ走ろうと思い立ったのでしょう。自分に問いかけてみました…… やりたくなったから、なんとなく、何か楽しそう、やってみたらおもろいんちゃうか?え!ってみんな驚いてくれそう。まるで馬鹿者レベルの答えしか返ってきませんでした。^^; 小学生の時から「落ち着きがない」「忘れ物大王」と呼ば

          再生

          希望(癸卯)

          2023年の干支は「癸卯(みずのと/う)」だそうです。 これを「きぼう」とも呼ぶのだそうです。 大谷翔平さんのように 羽生結弦さんのように そして マリナーズのイチローさんのように 目標に向かってまっすぐに進む人生に憧れます でも 誰もがそれをできないし 彼らには彼らの孤独があります 僕は遠回りをしましたが そのお陰で僕の人生の幅は広がりました ウロチョロ ウロチョロ…… ウロチョロした人間にはウロチョロとした人間の矜持(きょうじ)があります まっすぐに進んだ彼らと同じく優しくなれるはずです 遅咲きでいいじゃないですか マイウエイを行きましょう おそらくほとんどの人がウロチョロ人生です あなたが踏みしめた後に花が咲きます 僕は知っていますし あなたを励まします ウロチョロでいいのです

          1分

          アナログな秒針が一周する1分という時間は誰にとっても、そして、どんな時も一緒なんでしょうか? 僕は、この正月に幸せなことに赤ちゃんと一緒の時間を過ごしました。この赤ちゃんの1分と僕の1分は同じではないのです。確実に。 僕は、今週末に4.6kmの市民走を走ります。トレーニングのためにトレッドミルで約40分ほどのRUNをします。走るのが苦手な僕にとってトレーニングの時に感じる1分と普段の1分は確実に違います。 とにかく時間の経過が遅い。辛い時は時間が遅いのかな?いや、そんな

          活動(Action)

          資本主義社会に生きる私たちにとって「お金を稼ぐこと」はとても大切なことです。人間の生活において「労働」や「仕事」は大きな部分を占めていますが、それだけでは人生は潤いのないものになってしまいます。 なぜなら、病気や大怪我で働けなくなった人や、チャンスに恵まれなかったり、環境的な問題があって自分が思い描く生活ができず、世間からの疎外感に苛まれている人が「生きにくい」社会になってしまうからです。 先月、上島博先生が主催する「子どものレジリエンス研究会」でインクルーシブ研究会の堀

          再生

          2022年を振り返り、2023年に臨む

          昼飲み忘年会に参加しようと電車に飛び乗って、到着予定時刻をメッセージしたら、忘年会は明日だと返信があった。乗ったのが各停だった。俺ってラッキー!(^o^) さて、和田りつ子さま 2022年は、あなたに声をかけていただいて、FMヤマトと出会って、リスナーになり、そして、投稿し、コミュニケートしながら反芻(はんすう)し、自分と深く向き合えたような気がします。知らんけど… 2023年は、年始の8日に葛城市の体育協会が主催する4.6kmの市民マラソンを走ります。その後、ウェルネス新庄で汗を流し、そのまま僕が始めた葛城市八川(はちがわ)の「とんど」に直行。焚き火が大好きなんですよね。 葛城市新村(しむら)で活動しているNPO日本サービスドッグ協会の協力を得て、チャリティーも同時開催。盲導犬、聴導犬、介助犬を勤め上げ、余生を過ごしているワンちゃんたちが応援に来てくれますよ。 来年は、更にたくさんの人に喜んでもらいたい。その思いが僕の思考を刺激するのです。楽しいが僕のエンジンなんです。2023年もよろしく。りっちゃん、一緒に遊ぼな。^^

          再生
          再生

          入力と出力のバランス

          奈良県書店商業組合の年末年始特別企画で総額10万円の図書カードがプレゼントされる企画があります。先日、葛城市の新庄図書館でスタンプラリーの用紙をゲットしてきました。おもしろい企画です。年末年始に図書館や本屋さんに行って、新たな知識を入力しようという気になります。 知識のインプットも大事なんですが、そこから得た発想やアイデアをアウトプットするのも大事だと僕はいつも思うんですね。アウトプットすることで、周りの人から色んな反応をもらう。もちろん、褒められることもあるし、批判されることもある。でも、そのすべてが次に繋がる。 インプットばかりだと頭でっかちに。アウトプットばかりだとガス欠に。つまり、入力と出力のバランスが僕は大切だと思うのです。 「入れて、出して、入れて、出して、そして、笑って、泣いて……」そんな無限ループを繰り返していれば、心は躍ります。 さぁ、今日も一日精一杯。寒いけどね。じゃ!^^

          再生

          「チャレンジ」

          おはよう。KENNGOさん。 葛城市のイチローです。 大学まで野球をして、高校の時にはキャプテンもしてたのに、長距離を走るのが苦手だった僕が、突然、走ろうと思ったよ。 まずは新年の8日に葛城市の体育協会が主催する4.6kmにエントリーした。30分を目指して走り切ろうと思う。 57歳になっても苦手なことにチャレンジできるのはうれしいけど、トレッドミルで10km/hで30分走ったら、太ももがパンパンになったよ。^^ ま、あと一ヶ月あるからね。ぼちぼちやるよ。じゃ、ね!^^ リクエストは、朝から爽やかに LUV K RAFT の "Beautiful Days"で!

          「○○ロス」

          サッカーワールドカップ 2022 日本の戦いが終わりました。ジャイアントキリングを果たしたドイツとスペインの試合をライブで観戦していました。楽しませてくれてありがとう。感謝します。 そして、ロスという状態に陥る人がたくさん発生するのだろうと予感しました。○○ロスがしばしば起きます。この言葉がいつから使われ始めたんだろうと調べてみたら、2013年に放送されたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に辿り着きました。「あまロス」です。 以降、ロスが多発します。2016年の「逃げ恥ロ