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「ふたりは ともだち」 絵本からの奇跡

「ふたりは ともだち」の絵本は

カエル君とガマガエル君の
素敵な友情のお話


長男が5歳の誕生日

幼稚園の大親友M君が
お母さんと一緒にこの絵本を
持ってきてくれました


M君のお母さんから

「息子がね、この絵本を読んだら
カエル君とガマカエル君、Y君と僕みたい
ふたりはずっと、これからもともだちだから

Y君の誕生日プレゼントに
お母さん買ってくれる?と
お願いしてくれた本でした」


まだ5歳なのに
絵本の物語に自分たちを重ねて
その想いを届けてくれたM君の気持ちが嬉しくて


息子はもちろん
私も胸がじ〜んと熱くなるほど嬉しかったこと
いまでもはっきり覚えています


幼稚園を卒園したら
小学校は別の学校になって
その後、お互い引っ越しをしたりで
連絡先もわからなくなっていたのですが


20年ぶりに再会しました
お互い26歳になっていて

きっかけは

息子が取材に行くと
(違う新聞社の人と一緒になることが多くて)
他社の人と仲良くなるのです


取材のあと
ふと他社の新聞社の人が

「君とよく似た新人が
うちに入ってきたんだよ
出身が神戸って言ってたから
一緒だなと思って」と

息子が「その新人の名前は?」と聞いたら
「〇〇 M君」と

え〜〜〜〜〜〜〜僕の幼稚園の大親友です!
そうだったのかー
だったらセッティングするから
一緒に会おう。ってことになって


M君は記者になっていて
息子は写真記者になっていて


20年ぶりに再会することになりました


再会したときは
息子とM君は違う新聞社だったのですが


M君は
息子がいつか転職できたらしたい
憧れの新聞社だったのです


いつかこっちに来いよ
一緒の会社で働けたら嬉しいな


そんな話をしていたら半年後

チャンスが来て
運よく長男は転職することができて
M君と同じ新聞社で記者になりました


20年、会っていない間に


ふたりは不登校を経験して(高校)
ふたりは大学を休学して
(それぞれアメリカと南米に留学して旅をして)
ふたりは報道に興味をもち
ふたりは新聞社の記者なって


ふたりは同じ時期にそれぞれ結婚もして
ふたりのお嫁ちゃんの性格も
似たタイプのように思います・笑


これほどまでに
同じ経験をしていたことに驚きました!


M君のお母さんは
元幼稚園の先生だったのですが
こんなに仲良しのふたり
ほんとうに気が合うんだね!と

幼稚園のころ、よく話をしていました

まさか将来、同じ会社で
同じ仕事をするようになるとは
想像もしていませんでした


いま31歳になって

仕事のことで悩んだときは
相談したり、励ましあったり
良い意味でライバルであったり


5歳の友情はいまも続いています
あのカエル君とガマカエル君のように


息子にとって大切な友情という宝物
そんなご縁の奇跡に感謝です


M君のお母さんとも
この奇跡の再会を喜びました


幼稚園のころ、
母親の私も心から信頼できる
たったひとりの大切なママ友だったから


ありがとうね。
ママもまた会おうね!
いつか。きっとね。


Merci  🤎



















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