見出し画像

海と星と、おと

最近、ある人と知り合いになった。




ずーっと前から知ってるような
懐かしい、似た空気を纏う彼女。




共通点も多く、
出会ったばかりだけど
なぜかすごく大切で




その人がきっかけで
1本の映画を見た。





70年代に日本に来た尺八奏者
ジョン・海山・ネプチューンさんの
ドキュメンタリー。




でも彼の半生は
尺八 "奏者” なんてカテゴリーでは
全然おさまらない。




尺八そのものを作るし
調音もするし
竹を使って別の楽器も製作する。





演奏も、
どんどん新しいことに挑戦して
形を変える革新者だ。




徹底的に完璧を追求しながらも
同時に、遊ぶように人生を生きる。




自分では力の及ばない部分を受け入れ
それとともに生きる。





その "在り方" に、




「後悔はない。
生まれ変わっても
またこの人生を選ぶだろう」




と言い切る潔さに
涙が出た。




まるで過去生に導かれるように
尺八と出会った彼は




 ”ガイジン” として
日本の伝統音楽の世界に入った。




全てがゼロからのスタート
伝統を重んじる世界





苦労も多かっただろう。





それでも、新しい環境で
周りの人たちから学び
仲良くしながらも




彼自身のスタイルを
確実に貫いている姿。




同じく、
他の星から来た "外来種” であり




またこの人生でも
日本を出て外国に住む
ある種 "ガイジン” の私には




彼の音が
深く響いたんだ。




ぜひ観てみてね。






ちなみにジョンさんは
数秘22。




まさにこのマスターナンバーの力を
完全に活かし切った
生き方をされてる方だった。








この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?