マガジンのカバー画像

『完全無――超越タナトフォビア』

125
哲学における究極の未解決問題「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」を解決するとともに、タナトフォビアで苦しんでいた過去の自分を、四年掛かりで自ら救った、新しい思想を総括するマ… もっと読む
運営しているクリエイター

#思想

『完全無――超越タナトフォビア』第七十章

すべてのちいさきものよ、 はかなきものよ、 よわきものよ、 こわれやすいものよ、 世界をその…

『完全無――超越タナトフォビア』第六十九章

わたくしはこの辺りで謙虚になろうと思う。 謙虚であろうとすることは、自然体であろうとする…

『完全無――超越タナトフォビア』第五十七章

ある粒子、そして、ある粒子と区別されるところの粒子、粒子同士の位置関係、粒子同士の行動パ…

『完全無――超越タナトフォビア』第五十二章

科学にしろ一般的な思想にしろ宗教にしろ、反常識的・本来的に、つまり非頽落的に鑑みるならば…

『完全無――超越タナトフォビア』第三十九章

宇宙であろうが、宇宙ではないなにものか、であろうが、なにかがなにかから生まれる、というこ…

『完全無――超越タナトフォビア』第三十八章

※(話者がウィッシュボーンからきつねくんに代わるという、つまり、政治的秩序を変更すること…

『完全無――超越タナトフォビア』第三十七章

チビ 「チビ的には、せかいは粒々でできてるとおもうなあ、カタカナのツブツブでうまってる感じ。 ツブツブ同士はぶつかってもかたちをかえて、グニョグニョ常に動いてる感じ。 もうね、チビが立ってるところから、宇宙のはじっこのもっとはじっこまで、ツブでうまってて。 なんか、ゲームのぷよぷよ的な、もしくは、ツムツム的なツブ。 チビもウィッシュくんも、しろくんもみんなブツブツでできてて、宇宙もみんなそう! たとえばさー、チビが、きつねくんに、ばいばーいって、右手をふったとしたらさあ、チビ

『完全無――超越タナトフォビア』第二十三章

きつねさんによりますと、精確には、生き物の持つ自意識や知的主観という動的主体性こそが、唯…

『完全無――超越タナトフォビア』第二十二章

語り得ぬことだから沈黙すべきだ、という哲学的名言かつ明言かつ迷言に関しましては、きつねさ…

『完全無――超越タナトフォビア』第十四章

まあそれはともかくといたしまして、ここは公共の場、大衆系ファストフード店・マックですので…

『完全無――超越タナトフォビア』第十三章

もっとも激烈な対話とは自己との対話である。 会話ではなく対話において人間は真に嘘はつけな…

『完全無――超越タナトフォビア』第十二章

チビたちがたいそう退屈しているご様子なので、 このあたりで、未来についてのちょっとした(…

『完全無――超越タナトフォビア』第八章

語りえぬことについては語り尽くさなければならない。 雄弁に。 沈黙は金だが、雄弁は銀では…

『完全無――超越タナトフォビア』第七章

チビ 「チビ的にはアウトかなー。きつねくんのこの作品はまずオリコン(死語?)でナンバーワンはとれないねー。もっとプヨプヨしたかわいい系の話しないとー。たとえば、しろくんが爪切りのときにとんでくその爪よりも速くでんぐり返しで爆進できるかどうかコーナーを描くとか。『クマのプーさん」にも負けないくらいのアクの強さが必要かなー。なんてねー。」 きつねくん 「この作品は、ローレンス・スターンの『トリストラム・シャンディ』ではないのだから、あまり遠回りはしたくはないんだが(と、言いつつ