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海月姫を久しぶりに観た(映画版)

みなさんこんにちは。メリアです。

最近、久しぶりにNetflixで海月姫を観ました。

あらすじ

イラストレーターとして上京した月海(役:のん)が住むのはレトロな外観のアパート『天水館』。そこで住む人間は、「オシャレな人間は天敵」「男は必要ない」をモットーにして暮らす女性たちが集まっている。

そこに現れたのは蔵之介(役:菅田将暉)という名の女装男子だったのです。

蔵之介は天水館と月海をすっかり気に入り、男子禁制であるアパートにも関わらず、月海の心配をよそに、平気で出入りする蔵之介。

そんな中、土地開発の案が浮上し、天水館が取り壊しの危機に陥ってしまいます。

蔵之介は、月海がデザインしたクラゲをモチーフとしたドレスを作り、ファッションブランドまで立ち上げる。そして天水館でファッションショーを開くのだが…。

感想

海月姫はTVドラマとしても映画としても人気の作品です。

登場人物のキャラクターの個性豊かでユーモアな作品となっています。

最初は奥手だった月海

人見知りでビビリだった月海。そんな月海は蔵之介と出会ったことで少しずつ変わってくるのです。男に一切の免疫のなかった月海が蔵之介の兄とデートをしたり、蔵之介と出会ったことで興味もなかったファッションに興味を持ち始めたり、自分自身に自信がなかった月海が自信を付けていくのです。

好きなことに真っ直ぐに…

好きなことに真っ直ぐな月海を見ていると、それだけで幸せな気持ちになります。無理せず、自分らしく、クラゲを心から愛している月海。優しく真っ直ぐな月海に元気付けられました。

月海の本質を引き出したのは蔵之介。

蔵之介もファッションが大好きで、国会議員の父を持ち、厳しい家庭の中にいながら・反対されながらも女装を楽しむ姿に、「これが人間の本来あるべき姿なのだろう」と考えさせられました。

我慢をせず、自分の気持ちに忠実なのです。

人間は自分の気持ちに正直であるべき

この作品を観て、私たちは好きなことをして、我慢をしなくてもいいんだなぁと思ったのです。見栄を張らず、人と比べず、自分の心と対話をして、好きなことに忠実に生きて行く

そのように生きていけたら幸せです。

それは難しい部分もあるでしょう。

普段の生活を大きく変えることも、自分の性格を180度変えることもすぐにできることではありません。


でも、少しでもそれに近づこうと努力することはできると思っています。

それを改めて考えさせられる作品でした。

久々の鑑賞でしたが、改めて面白かったです。


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