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冬ツラの割に出かけていた

「季節の変わり目or気圧変動or気温差しんどすぎん?!?!」

「わかる〜!!」

という会話を幼馴染とここ1か月で10回以上した。体感的には10万回くらいしている。そのくらいしんどい。基本的には家か最寄駅にあるジム以外には行かないニートの生活をしており暇だからそういうことを考えるというのも一理あるが、しんどいもんはしんどい。日本から脱出した〜い!と思って台湾に行こうとしてたんだけどもマジで脱出できない状況になってしまったし、このまま経済とともに下落していくばかりなのではないかと一抹の不安を抱えながら生きている。昔の私ならここで「死んじゃお〜」と思ったのかもしれないが、そんな面倒なことできるかよアホがという気持ちの方が今は優っており、これが成長であり老いというのかもしれない。

 唯一の楽しみは「匿名ラジオ」(毎週木曜0時更新の音声番組)。楽しみというと能動的すぎるかもしれない。コンテンツの新規開拓がめんどくさすぎるので、続いているコンテンツの更新くらいしか楽しみがないのだ。結果、パーソナリティの2人の声が一番よく聞く声になってしまった。コミュニケーションを取っているわけではないのにこの2人と一番会話をしている気すらしてくる。幼馴染もこのラジオを聴いているので「ここ1か月一番聞いた声が2人の声かもしれない」とメッセージを入れたら「脳が終わった生活じゃん」と返信が来た。概ね合っている。

 実際、脳を使っていないなという感覚が僅かにある。知覚できるということはまだマシだろうと思っていたが実際のところはどうなのだろうか。そう思って日記を書き始めた。言語野が死んでいないかどうかの確認日記である。先ほど、ここ1か月マジなんもしてないっすwという旨を記載したが意外と外出のイベント等があったのでダイジェスト的に記述していくことにする。


2月6日

大槻ケンヂ率いる「特撮」のライブに行った。

パフォーマンスと演奏が非常に良く、ライブハウスも快適空間(着席可能)になっていたのでお値段以上のライブとはこういうことだなと感心した。終わった瞬間は「もう特撮のライブ以外見に行く必要ないんじゃないのか」と思った。これはライブハウスはコスパが悪いという日々の鬱憤が積み重なりすぎていたため。狭いし座れないし演奏が「好きだから聴いていられる」状況だったり、MCでめちゃくちゃ面白いことを言うわけでもないし(そういう場ではないから当たり前だが)ライブハウスまで移動しなきゃいけないしそれにもお金かかるし引きこもりがちな人間としては家でCD聴いてた方がいいのではないかと思っていたほどだった。やる方も物販なかったらそんな利益出ないし、実際ファンサービス的なものでしかないんじゃないか?とまで考えた。あんなに音楽好きでライブハウス行きまくって、働いていたことすらあったのに隠居するだけでこんなに価値観変わるんですかね……。

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2月11日

ナンバーガールのライブに行った。しかも名古屋。

先ほどライブハウスの環境がどうとか行くのがダルいとか言いまくったくせして2階席立見のチケットを手にして名古屋まで行った。

 これは私が悪いのだが、行きの新幹線をケチってぷらっとこだまにしたらまあ遠くて最悪な気持ちになり、名古屋に着いたと思ったらめちゃくちゃ道に迷ったし(名古屋には20回くらい行ったことがあるのにもかかわらず)、しかも外が死ぬほど寒くてライブ始まる前には既に東京に帰りたかった。

 ライブについては正直、場所が悪すぎて(2階席立見は2階席の後ろにある謎のスペースに立つことになった)なんも見えないし、おそらく音響もここまで届く想定をあまりしていない感じで、ナンバーガールのライブを聴いているんだなァという感想しか湧いてこなかった。せめて聞く前提の場所に居たかった。仕方ないけど。

 なんとなく消化不良だったので、名古屋飯を食べに行くかと思うも味仙・矢場町店に行くのには足が重く(ホテルが名駅付近だったため、地下鉄で往復するのを考えたらめちゃくちゃ怠くなった)かといってほかに目ぼしい名古屋飯がなく、正直に言うと名古屋飯にはもう飽きていて強いて言うなら味仙の状態だったので全てを諦めてホテル近くのセブンイレブンで「旨辛麻辣飯」と「甘辛だれホルモン焼」と「檸檬堂塩レモン」を購入し、部屋で食べた。因みにこの組み合わせは数日前に自宅で夕食を済ませた時と全く同じ。用が済んでいるので早く夜が開けて東京に戻りたいという気持ちしかなかった。なんで私は名古屋にいるんだろう……と思いながら寝た。朝9時にバスに乗り帰った。バスはぷらっとこだまよりもっと最悪だったので二度と乗りたくない。あと、新幹線は乗るならケチらない方がいい。遠征は最高のコンディションで臨みましょう。

ナンバーガールは悪くない。

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2月13日

幼馴染と新宿御苑に行く。

この日は晴天で暖かく、新宿御苑には早咲きの桜もあり結論から言うと最高だった。

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 このあと居酒屋にて飲酒しながらインターネットコンテンツの話をして解散。こうやってまとめると、陰が無理矢理外に出た日という感じだ。


3月5日

リリイシュシュのすべて、ロケ地足利に行く。

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 ここには夏に行こうと思っていたので下見のつもりだったが、緑が生えてたし空も澄んでるしこの季節もかなり良い。というか、

何もない道って最高〜〜!!!

田舎の風景で軽率にテンションが上がった。私はこの映画の影響で田舎の田園風景に対してクソほど憧れがある。何もない道に美しさを感じるし、住むかどうかは別だが田舎最高だなと思っている。ただ、足利市自体は映画にあるほど田舎じゃなかった。立ち寄った県(あがた)駅は10分に一度くらいは電車が来てたし、足利駅の周りは普通に栄えていて、でっかいしまむらとかあった。これは単に時代の流れもあるかもしれない。

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まだ現像していないフィルムがあるので早く現像したい。

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 これ以外の日は大体家でラジオを聴いているだけと思うと確かにゾッとする。少し前までは家にいるあいだ創作活動をしていたのだが最近はその存在に気づいた時にほんの少〜しだけ進めて罪悪感を薄めているという実りなしの状態。

 果たして本格的に暖かくなったら元気になるのでしょうか。なんだか、毎年こんなことを言っている気がする(実際言っている)。


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