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施設看護師としての葛藤

こんにちは!めろです!

今日は最近施設看護師として悩んでいることについてお話しします。

コロナ感染者も、死亡者も日に日に増加して最近あまり明るいニュースが耳にはいりません。

めろの施設には大体80-100歳の高齢者が100人ほどおり、みなさん何かしら在宅で生活ができない原因の病気を持っています。
つまり、施設にコロナウイルスを持ち込めばあっという間にクラスター。近隣の施設ではどんどんクラスターが発生しているなら、めろの施設は最大限の感染対策を行い、まだなんとか感染者を出さずに持ち堪えています。
職員は一日に数え切れないほど石鹸での手洗い、手指消毒をし、マスクとフェイスシールドをつけてケアに当たっています。


そんななか、利用者さんに一番悪影響を与えているのが面会の禁止。
看取りの時期にいる方を除き、外部からの接触を最小限にするため、基本的にはLINE電話のテレビ機能を使った面会のみになっています。 
このことがどのような悪影響を与えているのか!

それは、認知症の進行です。

施設にいる、そして外出・外泊もできないとなると、利用者さんに対する"刺激"が本当に少なくなります。
もちろん、レクリエーションは毎日行なっていますが、1日に20-30分ほど。他は慢性的な介護士不足により、ケアにあたることに精一杯。なかなか+αでの活動は困難です。
そんななかで以前なら家族の面会は本当に利用者さんにとっていい刺激になりました。
家族の顔が見れるだけでぱっと表情が明るくなりました。
それができない今、利用者さんの認知症の進行より"出来なくなったこと"が日々見つかり、悲しくなることばかり。なかなかもがいているが止められません。

はやく、コロナウイルスが終息し、家族と会って、あの眩しいえがおを見ることができますように。


自己紹介記事どうぞご覧ください!
https://note.com/mero67/n/n75041983d8d7

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