目の光を失いたくない

社会人5日目を昨日終えたばかりである。今、私の目はどうなっているのか。光をともすことはできているのか。残念ながら、半分くらい光を失っていてもおかしくはないでしょう。

朝は早く起きて、電車に乗って、会社に到着して、研修を受け、気づいたら夜。夜があっという間に過ぎ去って気がついたらもう朝。これの繰り返しなんて反吐がでそうとこんなに初日から思っている。まだ具体的な仕事が始まっていないことも要因としてあるとは思うが、一日がこんなにあっという間に過ぎてしまうことに少々焦りを感じている。正直帰ってからも好きなことに時間を費やす余裕がない。大好きなラジオも耳がつかれて聞けない日もある。残り何日かわからない私の貴重な一日をこんな風に過ごして一生が終わっていくのだろうか。ものすんごいおもんない。毎年春になると新入社員の退職の記事などを見るが、気持ちは分かる。何に関しても自由だった学生と社会人の落差が半端ないから。大迫より半端ないって。

ここまで読んだ方は「これが社会人だよ」なんていうかもしれない。いいんすかこれで?これが社会人ってもんなんですか?なんでこの働き方が永遠に繰り返されているんだろう。目の光を失っていく人がいるのに。働き方の大革命を起こして、まずは週5の8時間労働をやめにしよう。休憩時間は自由に過ごそう。ビジネスマナーを減らそう。自由な服装で自由な髪型・髪色・ネイルで個性を出して働こう。合わない人間と無理に関わるのはやめよう。休みはいつでもとれるようにしよう。週5の8時間労働以外は変えても会社の儲けに大差はないと思う。サービスを受ける側の考え方を変えれば変えられるんじゃないかな?黒髪だからってちゃんとしてるわけじゃないよね?個性的な服だからって態度が悪いわけではないよね?

少しずつ労働への考え方は変わってきてはいるのかもしれないけど、これを許さない人の方が多い気がする。これを許せばあなたも自由なのに。

「社会に貢献する」ことが社会人の仕事をする目的と教わったが、私たちは社会のために生まれてきたんじゃないんだ。人がいるから社会があるんだ。会社は社会のためにあるのかもしれないけど、私たちは社会のためにあるんじゃない。よりよく生きるために社会を作っていく必要はあるけど、私たちは社会を作る犠牲者になるんじゃない。

まだまだ学生気分の子どもの考え方かもしれないけど、こういう風に考えられなくなった時に社会人として目の光を失っちゃうんじゃないかなって今の私は思う。でも、もしかしたら働くのが楽しくてこの時の自分どうしたんだろう??病んでたんかな?ってなるかもしれない。まだまだ社会の中で赤ちゃんなのでもう少し頑張ってみよう。


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