見出し画像

感銘を受けた広告コピー集①

はじめに

広告を何気なく見ることから大人になってふと思い出すことがある。
捉え方は人それぞれだけど思わず口ずさみたくなる言葉であったり、その物、サービス、ブランドを良くとらえていて、なおかつ耳に残るそんな言葉が大人になってかっこいいと思えるようになった。
訳も分からず、メロディや覚えやすい言葉に惹かれていた子供のころとは違い、少なからず人生を歩んできた中で感受性が備わってきたということにしておきたい。
たまにアップしていこうと思う。

「愛は食卓にある。キューピー」

キューピーの広告コピーであり、コピーライター秋山晶さんの作品。
当時からキューピーのCMについて出るこの言葉を何気なく覚えていた。
ただ、商品のイメージが前に出ていたことから、調味料や三分間クッキングを想定させる言葉だった。
最も広告コピーとして連想させていることから大成功なのだが、これも自分の人生と重ねるととても深くささる言葉だった。

個食

子供のころから両親は共働き、学生時代から一人暮らしをしたため、一人で食べる機会も少なくなかった。
食事はある程度食べれれば良いというレベルだったため、深く考えた料理というわけではなかった。
この広告のボディーコピーに
ひとりで食事をするとき、と書き出し伝えたいことが3つ書いてある。

ひとりで食事をするとき、
あのひとがそばにいたらと思いませんか。

ひとりで食事をするとき、
誰かの為に料理をしたいと思いませんか。

ひとりで食事をするとき、
それはただ食事をするという行為だと思いませんか。

どれもが図星で愛する妻や家族や両親、友人を連想した。
食欲は満たせば静まる。
食事は提供されれば食して終わる。
ただこの言葉から、食卓という空間で人とつながり、食事を作るときに相手の体のことを連想するようになった。
そこに愛があるんだと実感した。

コピーライターのすごさ

言葉を通して訴えること、それはライターのプロとして当たり前のことかもしれない。
1日の間に何万という日本語を受け取り生活しているのだが、その一語一句にどれだけ気を入れられているだろうか。
自分は関わることによって、自分やその人がより良くなれば良いと思っているし、きっかけになればと思っている。
そのきっかけに言葉は不可欠なツールでライターの言葉はとても響き心地が良いと感じた。

愛は食卓にある。
この言葉があると調理をする僕の顔は笑顔だった。
すごい言葉に出会えていることに感謝したい。

サポートしていただきましたら、規格外の花を使ったドライフラワーを活かした活動を広げていきます!!! よろしくお願いいたします😌