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とっても勉強になったのでこれからも度々読み返すnote

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2021年1月の記事一覧

小学生に教えてもらった「伝え方」のヒント

大学時代の専攻は教育で、卒論のテーマは「幼稚園の研究」でした。今でも教えることにとても興味があります。 ところで、文部科学省が雇用対策の一環として、企業向けに学校の求人を紹介する専用サイトを開設したそうです。 他にも、民間企業でも、小中高の学校教育に特化した人材仲介サービス「複業先生」というものがあるとか。 今後、学校の授業で普通のビジネスパーソンが「会社員先生」として教壇に立つということが増えてくるのかもしれません。 そういえば、私も数年前に、小学校で「会社員先生」

心に残るデザインってなんだろう | デザインの科学①

感動的、印象的など、ずっと心に残る表現ってどんなものでしょう。 例えば、こんなものは初めて見たと言う時、規格外のスケール感で驚いた時など、予想を上回る光景や形状のものに遭遇したら、忘れられないくらい記憶に残るかもしれません。インパクトってやつですね。 しかし、これらをデザインの手法として、意図的に取り入れていくには、あまりにも原始的です。そうそう毎回使える手段でもありません。 それではインパクト以外で、どのように心に残るものをつくって行けば良いでしょうか。それは、共通認識を

“穏やかさ”を深めるデザインを。オランダのデザインスタジオMomkaiが掲げる原則

いくつもの顔を持つデザインだが、それは一貫して「世の中に起こるあらゆる変化——社会、政治、経済、科学、技術、文化、環境、その他——が人々にとってマイナスではなくプラスに働くように翻訳する《変革の主体》としての役割」を担ってきた。 これは、The New York Timesのデザイン評論家 アリス・ローソーン氏による定義だ。彼女は著書のなかで、デザインが商業的な価値を創出するだけでなく、医療や環境など幅広い社会問題の解決に貢献した例を挙げている。それらをふまえ、デザインは「