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女子会では何が話されているのか

女同士で集まって、わちゃわちゃアレコレ色々話す事を、女子会と言う。

…って、そんな事はみなさんご存知ね。

以前、ある男性に言われた事がある。

駐妻の女子会って「きゃー、それカワイイ〜」「えー、それどこで買ったの〜」「えー、これもカワイイ〜」「あー、あそこに新しいお店が出来て〜」みたいな事延々と話してるらしいっすよ、コワイっすよねー!

その男性が、私に対してそういう話をしたのは、私が駐妻でないし、女子会でキャッキャしなさそうに見えたからだと思う。

「本当、そういう会話ってなんの生産性もないですよね」「他に話す事ないんでしょうかね」「表面的な会話だけでこわいですよね」なんて答えを期待していたのかもしれない。

でも、私がなんと答えたかと言うと、「いや、それ普通です」「全然こわくないし」「そうやってキャッキャしてると癒されるんですよ」

たしかに、以前、私は女子会を積極的には開催しないタイプだったし、男女や年齢で区別して友人関係を作らないタイプだと思う。(なので、20代のニートの男性の友達なんかもいる)

でも、最近は女子会がなんだかとっても楽しくて、自分から好きな人を誘ってみるようになった。

「この人素敵だな」「もっと話してみたいな」「お仕事の事聞いてみたいな」「文章が好きだな」「なんだか気になるな」「同じ立場だな」「違う立場だな」そんな女子をお誘いして、開催した女子会は、毎回すごく楽しい。

もちろん、「その服すごく似合ってる、どこで買ったの?」「そのピアス素敵!」「素敵な人が歩いていると思ったら貴方だったの」「ハロウィンの仮装はこれが似合うと思う」とか、別におべんちゃらじゃなく、素敵って思った事をお互いに言い合って、癒される時間でもある。(こういう会話を身がないと思う人もいるかもしれないけれど、これが癒しなのです)

そして、最近の女子会の会話の内容を思い出してみると、表面的でもなく、生産性がありまくりの、ガチンコ真剣トークの、気持ちも経験もシェアしまくりの、そんな会話が繰り広げられているのです。

・地域包括ケアについて
・終活について
・政治について
・アイデンティティの崩壊と再生について
・会社での人材のマネジメントについて
・結婚について
・パートナーシップについて
・フェアトレードやボランティアについて
・好きな映画や、本や、音楽について
・ゲーテとカフカどちらに共感したかについて
・旅について
・新しい仕事について

エトセトラエトセトラ…

そんな事について、朝ごはんを食べながら、よもぎに蒸されながら、ワインを飲みながら、コーヒーを飲みながら、手作りの料理を食べながら、居酒屋のビールを飲みながら、スナックを食べながら、わいわい話して、笑って泣いて。

それは、魂が癒される時間。

男性の皆さん、女子会って楽しそうでしょ?男子会はどんな感じなのかしら。良かったら教えて下さいね。

女子の皆さん、いつも癒しの時間をありがとう!

…という身のない文章を書くのも時に楽しいものです。


2014年〜ミャンマー在住。IT企業を現地でやっている夫、現地のローカル幼稚園に通う3歳の息子と一緒に、日々アレコレドタバタやってます。サポート頂いたら、新しいモノコト探しに使わせて頂きたいです!