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100日後にメスイキする男の子 31日目~40日目

~31日目~
「あー…」
 せっかくの休日なのに無気力の男の子がいた。焦れば焦るほどなかなかメスイキも上手くいかないし、最近はダメダメだ。
 男の子はひたすらオナニーをして、ふて寝したのだった。



~32日目~
「このまま部屋にこもってたらダメになる! とりあえず気分転換に外へ出よう!」
 男の子は外へと飛び出していった。するとメスイキ出来る友達2人が一緒に歩いているのを発見してしまった。



~33日目~
「き、昨日は2人で一緒にいたのを見たけど、何をしてたの?」
 男の子は勇気を出して2人に聞いてみた。

「ああ、昨日はこいつと一緒に…」
「内緒だよ^^」
「え?」
 結局昨日は何をしてたのか教えてもらえなかった。予想だとメスイキだが…。



~34日目~
「うぅ…」
 男の子はメスイキ出来ないので、仲間はずれにされて泣いていた。いつもニコニコしている最近出来た友達はどうやらメスイキ教のメスイキ過激派の人間らしい。
 メスイキの出来ない人間は人間じゃないと見なしているのだ。



~35日目~
「ああ…」
 最近は毎日落ち込んでいる男の子だった。メスイキは本来幸せになるためにあるはずなのに、メスイキを考えれば考えるほど嫌になってしまっていた。
 そしてもうメスイキの挑戦なんてやめようかなと思い始めていたのだった。



~36日目~
「これで準備よしと!」
 男の子はメスイキとは一旦距離を置くために旅に出ることにした。そしてアテもある訳でもないので、リュックサック1つ背負ってどこかへと歩き出す。



~37日目~
「あんっ❤あんっ❤」
 男の子が山に入るとなにやら喘ぎ声が聞こえてくる。恐る恐る声のする方へ向かうと滝に打たれながらイキまくる修行僧がいたのだった。
 そして男の子は枝を踏んで音を立ててしまい修行僧に見つかってしまった。



~38日目~
「昨日やっていたのは何だったんですか?」
「ああ、あれはエナジーオーガズムだ」
「エナジーオーガズム?」
 男の子には聞き慣れない単語だった。このあと、1日通してエナジーオーガズムについてみっちり説明された。
 そして挑戦することに。



~39日目~
「師匠、言われた通りにやりましたけどメスイキ出来ません」
「バカタレ! メスイキはこうやるんだ、あんっ❤ あんっ❤」
 男の子はエナジーオーガズムに挑戦するもなかなか上手くいかなかった。そして男の子は再び落ち込んでしまうのだった。



~40日目~
「師匠~(涙目)」
「そんな顔をするな。お前はいつの日か必ずメスイキ出来るようになるから、諦めずに毎日鍛練しなさい」
「はい…」
 男の子はこうして山を下山することになった。そしてまたいつもの日常へ帰っていくのだった。

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