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IX=Ishiki Transformation(意識が変われば世界が変わる)とは

NEXCENTの小澤と申します。

メタアースクエストのコミュニティが始動して一ヶ月近くが経過しました。

それぞれのクエストに向けてメンバーが歩み始めています。

クエストメンバーが多数集まりました!

コミュニティメンバーがそれぞれのクエストに挑戦されていく中で、最も大事にしている哲学であるIX=Ishiki Transformationについて今日はご説明させて頂きます。

〇X (〇〇 Transformation)という言葉が世の中に出てきて久しいですね。

最もポピュラーなXにDX(Digital Transformation)があります。

元々は2004年にスウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された概念ですが、『デジタル技術が浸透することで、世の中が便利になり、人々のライフスタイルやビジネススタイルがより良い方向に行くこと』を表しています。

DX=Digital Transformation

企業で働き方改革や生産性向上が叫ばれる中で、日本におけるDXは2018年に経済産業省がDXに関するガイドラインを纏めたことで、民間・教育業界に一気にその考え方が流布されたように思います。

このDXをきっかけに、ビジネスの世界では他にもEnergy Transformation(エネルギー分野における産業構造や社会基盤の変革。つまり化石燃料を大量消費する仕組みから再生可能エネルギーやEV化へのシフトを表しています)という言葉が出てきたりしています。

「デジタルが普及して、世の中が変わる」
「エネルギーの種類が変わって、世の中が変わる」

ビジネスの最前線にいる人は常に世界的な情報にアンテナを向けてデジタルやエネルギーの最先端を捉えに行って、この流れに乗り遅れないようにしています。

でも実はDXやEXを進める上での前提に私たちは気付く必要があるのではないかと思うのです。

デジタルやエネルギー、商材やツール、ルールが変わっても、それを使う人の「意識」が変わらなければTransformationは起こらないということです。

学校や大学、会社に通っていた人は2020年の4月から6月頃の出来事を思い出してみてください。世界的な大混乱で各国が緊急事態宣言を出していた時に、日本もその例外ではなく、緊急事態宣言を発令。

そこでステイホームの概念だけではなく、DXの一部であるテレワークが一気に広がりました。実はテレワークという働き方自体は日本では元々NECが1980年代に始めたサテライトオフィスを起源としていると言われており、在宅勤務も含めたテレワークについては2015年頃から徐々に導入する企業が出てきていたように思います。

導入していた企業はごく一部でしたが、実は多くの大企業ではテレワークを始められる環境にあった企業が多いように思います。

MicrosoftのPCを仕事で使用する企業のほとんどにはSkypeやTeamsが導入されていましたし、会社携帯を持たされていたり、社外からも社内のネットワーク環境にログインするシステム自体は私が入社した2013年当時からある程度整っていたように思います。

しかしながら2020年の緊急事態が発令されるまでは、上記インフラが整っているほぼ全ての企業のほぼ全ての社員は在宅勤務やサレライト勤務を行っていなかったように思います。

私自身も2017年から会社に在宅勤務やサテライトオフィス勤務を導入する担当をしていましたが、「あなたの部署でテレワークをしてみませんか?」というお誘いに対してほとんどの部署からNoを突きつけられました。

「仕事っていうのはオフィスに来てやるものでしょう」
「社員は目の前で管理しないとサボる可能性がある」
「部下を呼び出したい時に目の前にいてもらわないと困る」

ほとんどの部署のマネージャーから上記のような反応を頂きました。
なんとか協力してくださる部署をようやく見つけて、2年かけて制度として導入したのが2019年。

制度導入を果たして喜んでいたのも束の間。そこからの一年間はほとんどの部署で使用率も上がらないまま一年が過ぎ去りました。

その一年後、緊急事態宣言と共に一気に人々の意識が変わってしまい、デスクでの仕事がメインの人のほとんどがテレワークを体験することになります。

あれだけ強くNGを出していた部署の諸先輩方も誰もがテレワークを実践していたうに思います。ビフォアフターで社内のシステムや人の配置が何か変わったわけではありません。

そうです、変わったのは「意識」だけなのです。

この世で自分の身に起こる全ての現実は自分の意識が起こしています。

「思考は現実化する」
「引き寄せの法則」

などという言葉を聞いたことがある人は多いかと思います。

シンプルに言えば、自分が笑顔でいるだけで周囲が笑顔になりますし、楽しそうにしていればそれが周囲に伝わったりします。

更には笑顔で楽しくいる人というのは、その人が持つ意識自体がハッピーなバイブレーションを帯びているので、現実にある幸せなバイブレーションと自然と引き合っていき、幸せな現実だけを自分で掴んでいくようになります。

逆にいつもイライラしている人には何故かイライラしている人が目の前に現れてしまいます。時々満員電車で喧嘩をしている人がいて、電車が一時的に停車してしまうことってあったりしますよね?イライラしているバイブレーションを帯びている人が自然にイライラしている人の周波数に惹かれてしまうからではないかと思います。


自分自身の意識が現実に投影されている

まるで用意したスライドや動画をプロジェクターに投影するように、自分自身が持っている意識が現実世界に投影されていき、それが現実化(現象化していきます。)

コミュニティメンバーが自分自身が設定したクエストに向かって進むに、或いはこの記事をご覧くださっている皆様が挑戦をする時に必ずと言っていいほど、それを阻むような出来事が起こります。

前に進むと必ず起きる向かい風

その向かい風に出会った時に、それを自分をただ邪魔する向かい風として捉えるか、自分を羽ばたかせる為に吹いてくれている風として捉えられるかどうかもその人の意識次第で変わります。

例えば、飛行機がA地点からB地点に飛ぶ時に、A地点から離陸してしばらくすると大きな向かい風が必ず発生しますし、逆にこれが発生しなかったら飛行機の構造上空を飛ぶこと自体ができなくなります。

これを人の挑戦に置き換えると、向かい風が起きた瞬間にその人は既に一歩進めている(地上から空に飛び立つことができた)という何よりの証拠になるのです。
A地点という地上から離れたからこそ、その風を感じることができて向かい風がその飛行機をB地点まで運んでくれるのです。

こういった考え方を私たちは

意識が変われば世界が変わる=IX(Ishiki Transformation)

と表現しています。

IXを違う言葉に置き換えると、自分と〇〇との関係性の再構築と表現できます。

何か現実世界に自分にとって不都合なことやイライラすることが起きた場合に、ほとんどの人が現実化された〇〇に対して批判したり、時には攻撃したりしていますが、それは鏡に映る自分の姿を見てそれを自ら叩き割っていることと等しいと言えるでしょう。

自分に厳しくストイックな人は人に甘えられない辛い現実が目の前に続いていきますし、欠乏感を抱えている人はどれだけ努力して経済的に豊かになったとしても、豊かさを感じることができずやがて貧しくなっていく可能性があります。

常に〇〇との関係性を変えるのは自分自身であることを気付き、自分の意識を変えることで〇〇との関係性を再構築することができます。

もし日々の生活の中で、様々なメディアや人間関係を通して世界情勢や会社、所属する組織に対して、自分にとって居心地の悪い現実が投影されてしまっている時は、

外側を変えるより先にまずは自分自身の意識を変えてみてください。自分の意識を変えることで五感で感じるものが変わり、五感で感じるものが変わることで、言葉が変わり、言葉が変わることで行動が変わり、行動が変わることで自分の周囲との関係性が変わっていきます。

意識の話を話題にすると永遠に話が尽きないので、今日はひとまずここまでにしておきます。

さあ、自分の意識を変えて、世界を変えていきましょー!!

株式会社NEXCENT
小澤

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