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「なぜ?」の圧力。

こんにちは、新野です。

起きてしまったこと、問題の原因を知るために、「なぜ、なぜ」と聞いて真因を探ることってよくあると思います。

トヨタが広めた改善法と言われるなぜなぜ分析。

大ベストセラーとなったサイモンシネックの著書「whyから始めよ」なぜそれをやるのか?という問い。

青年会議所(JCI)で事業計画を構築する際も、
その事業が必要な根拠となる「事業背景」がそれにあたります。

このwhy?を問う時、人にも直接ストレートに「何故?」
って聞いていませんか?

思い出してください。
「何故?」って問われる時ってどんな時でしたか?

小さい頃に、テストで100点取った時に「何故?」とは言われなかったんじゃないかと思います。
大概、否定的な場面使われてたのではないかと。
「なぜそんなことをした?」
「なぜ出来ないの?」

なので、急に「何故?」って聞かれると、自分が責められているように感じてしまう人は意外と多いと思います。
否定されたと思って急にキレ出したりすることも。

こっちはただ聞いてるだけなのに何なん?
とならないように、

あくまで問う側としては動機・原因は何かを
「why」で問うのですが、聞き方としては

「どのようなことが必要だと思う?」(How)
「やりたい理由は何?」(What)
など、なぜなぜ以外の聞き方で問うていくのが良いのではないかと思います。

そして!
原因・要因をひとのせいにしないこと!
ヒトではなくコト。

自分のせいだ!あいつのせいだ!
なんて、ひとを責めても
何もなりません。

~をしてしまう自分(相手は)はダメだ。。ではなく
~なコトが起きてしまう、~がダメだと感じてしまうのは
どうしてなんだろう?
と具体的に見えるよう、わかるように問いかけていく。

「なぜ」は責めるためのものではなく
理解するため。
子どもの頃のように、わかりたいから、
好奇心でいっぱいだったから、のように聞く。
その意図が伝わるように、聞き方・問い方を
変えてみよう。



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