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メロイックサインはこういうところにあった


メロイックサインといえばディオだが

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世間一般的に、メロイックサインといえばディオだが、ブラック・サバスのギーザー・バトラーは「俺が先だ」といっているのであった。ちなみに本人の名誉のために書き足すと、別にギーザーが起源を主張している訳ではない。

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>>ブラック・サバスのギーザー・バトラー「ロニー・ジェイムス・ディオよりもずっと前からメロイック・サインをやっていた」

(ビートルズの)『Yellow Submarine』のアルバムカヴァーを見ると、ジョン・レノンの漫画のキャラクターが1966年頃にやっているんだ。だから古いサインなんだよ。(英国のオカルティスト)アレイスター・クロウリーがやっていたからやっただけだよ。(※amassより引用)

なるほど。Yellow Submarine のジャケなんて、まじまじと見たことなかったよ。

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↓拡大するとこう。

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こういうことか。

・・・で、オカルト界隈やオジーの曲でもお馴染み、アレイスター・クロウリーの話も出たのでもうちょっと深掘りする。

ところが、黄金の夜明け団(golden dawn)、メロイックサイン(meloik sign)などでググっていても、いまいちいい情報がヒットしなかったのだ。

なんとか、一点それっぽいのを見つけたのが、以下。

sign of the enterer

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残念ながらこの資料の出典はわからない。(ネットの海で拾ったから。)

確かに、右のイラストではメロイックサインをしているように見える。何かの挿絵っぽいよね。

右下に sign of harpocrates とあるが、ハルポクラテースとは、ギリシャ神話の沈黙の神とのことだ。※neophyte はカトリックの初心者(新参者)ということらしい。

蛇足となるが、解釈するのであれば、黄金の夜明け団の中では、おそらく団員のグレード分けがされており、その際にはサインも決まっていたのだろう。

以下写真はいろいろ出てくる。horusとは、エジプトのホルス神ですな。

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ハルポクラテースは、こんなのだ

ハルポクラテース(古希: Ἁρποκράτης, Harpocratēs)はギリシア神話の沈黙の神で、古代エジプトのホルス神をギリシア化したものである。 古代エジプトのホルスは生まれたての太陽、すなわち毎日昇ってくる朝日を表していた。(※wikipediaより引用)

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メロイックサインじゃないんだよなあ・・・。

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人差し指だけ口に当てているような。小指はどこからきた?

おわりに

Wikipediaにこんな記述があった。

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クロウリーの著書といえば『法の書』か? 検証はしません。あしからず。

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