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野良主婦、note始めてみました。

こんにちは。39歳、野良主婦のYUKIです。

なぜ、野良主婦と名乗っているのかというと、意図せず世間で「主婦」と呼ばれる状態に陥ってしまったため、どうも積極的に「主婦」と自称する気合がなく、野良主婦と言って誤魔化しているからです。
悲しいノラなのです。
むしろ、気分的には「無職」に近いものがあります。

では、なぜ野良主婦になってしまったかと言いますと、妊娠がきっかけです。

私は、2011年、26歳のときにシンガポールで日本語教師として働き始めてからずっと、数年ごとに新しい仕事を得ては他の国に移り住むという生活スタイルをとっており、シンガポール・ロシア・ベトナム・ラオスと、これまで4カ国で働いてきました。
そういう意味では、ノラになったのは今に始まったことではないな、と今これを書きながら感じました。ノラ人生を送る、ノラ人間ですね。親にも、糸が切れた凧のような娘だと嘆かれています。

2019年から2022年の間の3年間はラオスで働いていたのですが、その間、あのくそ忌々しいコロナ騒動がありました。
騒動が始まったときは恐ろしかったです。
ラオスでも感染者が出始めたとき、翌日からラオスの国境が塞がれ、飛行機も明日から飛ばなくなる、という状況になりました。
「やばい、ラオスに閉じ込められる」
と、コロナよりもその状況が怖かった。
しかし、飛行機の最後の便をどうにか取ることができ、一時帰国を果たしました。

そして一時帰国している間に、ちゃっかり当時付き合っていた現夫と結婚してから、ラオスにひとりで戻りました。
私は一度離婚しているので、二度目の結婚になります。

その後、ラオスでロックダウンが行われ、外国で家に引きこもらないといけない状態に辛さを感じた私は、夫に助けを求めて、ラオスに来てもらいました。
夫は仕事を辞めて、ラオスに来てくれ、そのおかげもあって無事残りの1年を過ごすことができました。

そんなこんなで、2022年8月にラオスの仕事の契約が終わり、日本に帰国しました。
「ちょっと日本でゆっくりしてから、次の仕事を探そうかなー」
と思っていた矢先、12月に妊娠発覚。
やばい。妊婦になってしまった。仕事探せないじゃん…と打ちひしがれる私。
夫もラオスに呼んだため、無職。
無職の夫婦に子供がやってきました。
正直、
「今かよ…」
と思いました。

このようないきさつで、その後から今まで、仕事はしないまま出産を乗り越え、現在子育てをしています。

また、出産の経験についてはおいおい書こうと思いますが、妊娠・出産がすごく面白い経験で、人生観が変わりました。
妊娠したときは、今かよ…と思ったんですが、
出産してしばらく(数ヶ月)は、

本当に妊娠してよかった!赤ちゃん産むって最高!赤ちゃんかわいい!また産みたい!産んでやるぜ〜ヒャッホ〜!!

みたいなハイ状態が続き、そして最近ようやく落ち着いてきました。
何時間もお産の話を聞かされていた夫は、さぞホッとしていることでしょう。

で、改めて冷静に自分の状態を振り返ると、
あれ…私、野良主婦状態になってない…?
と気づきました。

毎日、赤ちゃんとほぼ24時間一緒にいて、
赤ちゃんは、ぎえーと叫びたくなるほどかわいいのだけど、子育てに疲れてきている自分もいます。

海外にもう一度行くことも考えたんですが、日本の生ぬるい居心地の良さから出ていくのにも気力が必要で、それもまだできそうにない。

ということで、社会復帰の第一歩として、noteを始めてみることにしました。

野良主婦の日常や思うことなどなどを、徒然なるままに書き留めようと思いますので、読みたい方が読んでくださればいいかなと思います。

今までブログを書いても続かなかった理由は、
「こんなの書いたらどう思われるかな?」
と、人の目を気にしすぎた(そして私はとても面倒くさがりである)ためなので、今回は、自分の好きに自由に書いていく所存です。

それから、色んな方のお産体験を取材して記事にできたらいいなと目論んでいます。お産の話ってマジで面白いですよ。みんなもっと話して、聞いたほうがいい。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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