慶應MBAの一日@一年次一学期

はい、Kazumiです。

慶應MBAに入学して一年目が近づいてきました。

だいぶ余裕ができたので質問をいただいた内容から優先してまとめていこうと思います(というのもPeingの質問はおよそ一年間で自動的に消されるそうなので・・・(笑))

慶應MBAの生活は基本4月はじめからスタートします。

まず慶應義塾大学大学院の入学式が、学部生の次の日にあります。コロナ禍でなければ、ご家族も臨席できる記念日にもなりますが、あいにくコロナ禍なので一人で参加でした(笑)

その式の後、オリエンテーションというものがあります。そこでいくつかの説明を受けました。例年ならこのオリエンテーションのあとすぐ1週間の合宿とのこと。コロナ禍なのでこの合宿がなくなりました。割と合宿受けたかったです(笑)

一学期の科目

さて、一学期はどんなものなのかを書いていきたいと思います。

一学期は基礎科目と呼ばれるものが4つあります。

最新のものは慶應MBAのカリキュラムで公開されている(2021年12月時点)ので、ぜひどんな感じかをつかみたい人はご覧になってください。

大学院生活を過ごしたことのある方(特に理工系の方)はこれを見た時点で「やべえよこれ」となるでしょう(笑)

この基礎科目ですが、会計管理、経営科学、マーケティング、組織マネジメントが1学期の受ける科目となります。

詳しいそれぞれの科目は別記事にて(ここでは割愛)。

この担当講師は毎年違うそうです(同じかもしれませんが)。

一学期の過ごし方

私の場合の1日を紹介します。

平日は、9時から16時15分まで授業があります。具体的には9時から12時15分までの部と13時から16時15分までの部があります。それぞれの部で適宜グループ討議の時間が割り当てられます。

授業の後は休む暇もなく次の日の予習を始めます。なぜなら、2ケース分やらないといけないからです。1ケースで40ページが大抵なので、これが2つ分、つまり80ページです。加えて図表をしっかり読まないと考えることすらたどり着かないので、しっかり読みます。これが読み終わるのは夜の2時とかです・・(笑)

その上で、次の日に討議すべき4~5つの題に対して自分なりの考えを文字にしていきます。読んで頭の中で考えるのと文字に起こすのは全然理解度が変わってきます。もちろんですが、前回の授業までの先生からのティーチングポイントや前回までの授業での反省は反映させないといけません。そうしないと次第にクラス討議で先生から当てられなくなっていきます。逆にしっかりと貢献すると、先生から重要な時に「君はどう考えるんや?」と即興で考えるような質問をもらいますので、思考力や説明力は割と伸びていきます。

ケースを読むって、どうやるの?

まず、事実(Fact)を整理します。それに加えて図表に重要な矛盾や前提が隠れていることが多いのでそれを読み解きます。場合によっては図表から読み始めることも多いです。

その上で、検討すべきカテゴリあった問いを立てます。例えば「この企業のマーケティングは妥当なのか?」であれば、「この企業のマーケティングは一貫しているのか?」という問いを立てます。もっと言うと、「妥当」の定義を決めたりします。立てた例では「妥当=一貫している」という定義です。こんな感じです。

慣れてくるとケースは斜め読みしながら必要な論点をどんどん整理して構造化させて考えられるようになってきます。参考までに。

最後に

以上、慶應MBAの一学期の一日をまとめました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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