Kazumi

2021年4月より慶應義塾大学経営管理研究科に入学 ここではこれからMBAのこととか、…

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2021年4月より慶應義塾大学経営管理研究科に入学 ここではこれからMBAのこととか、経営理論のこととかを備忘録的に書いていこうと思います。(忘れないために

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  • テキスト経営学(井原著)から読む 経営学

    経営学について書いていく。

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    基本的に読んだ論文の要約を投稿します。 完全に物置です、当分は。

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#4 フォレットの行動科学

こんにちは、Kazumiです。 この記事ではフォレットの「統合と状況の法則」について書いていきます。 フォレットとは、もとの名をMary Parker Folletと呼び、1868年にアメリカのマサーチューセッツ州に生まれました。 彼女は生涯をとおして、古典的経営理論の黎明期における偉大な女性経営専門家の一人として貢献しました。そして「現代経営の母」と呼ばれているのです。 彼女は、経営をこう定義しました。 これを翻訳すると、「人を通して物事を成し遂げる技術」となります。

    • #3 フォーディズム (Ford, Henry)

      こんにちは、Kazumiです。 皆さんはFord(フォード)を知っていますか? このロゴがトレードマークの会社。 そして、ジャストインタイム生産体制をトヨタが作る際に学んだという会社。すなわち、ジャストインタイム生産体制の生みの親でもある。 そんな会社の創業者が Ford, Henryなのだ。 彼による、Fordという企業のマネジメントがのちに「フォーディズム」と評価された。 本記事では、Ford, Henryと「フォーディズム」をみていく。 フォーディズム皆さんもご存

      • #2 メイヨーの人間関係論

        こんにちは。Kazumiです。 本コラムでは経営学、特に経営管理についてそれぞれのテーマに従って書いていきます。 今回は「メイヨーの人間関係論」です。メイヨーはいくつかの実験を繰り返すことで「人間関係」を見つけたのです。 メイヨーのお話をする前に、「科学的管理法」のもたらした結果について知らせる必要があります。 科学的管理法のもたらした結果科学的管理法は、確かに基準を作り、労使間の合意を取りまとめ、管理概念を確立しました。しかしながら、科学的管理法は「生産現場の管理」のみ

        • #1 テイラーの科学的管理法

          こんにちは。Kazumiです。 本コラムでは経営学、特に経営管理についてそれぞれのテーマに従って書いていきます。 今回は「テイラーの科学的管理法」です。 経営学という学問をはじめて作ったのは誰でしょうか。この経営学という学問を話すにあたって欠かせないのがフレデリック=テイラーという人物です。彼は経営学という学問を作り上げ、今日の皆さんの職場なり仕事なりの基礎を作り上げました。 もちろん、経営学が確立するまでには数多くの苦労や困難、失敗がたくさんありました。それでは見ていき

        #4 フォレットの行動科学

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          アトモスフィアとリテーリング

          はい、Kazumiです。今回はこのAtmosphereという概念について話していきたいと思います。この概念は、小売店舗やEC店舗などの雰囲気や環境を構成する感覚という文脈で扱われています。 #1 概念一般的な "Atmosphere"の意味は、https://ejje.weblio.jp/content/atmosphereからわかる通り、大気、雰囲気、空気、気分、ムード、、という意味です。しかし、このKotlerが定義をしているAtmosphereは違う意味を持ちます。

          アトモスフィアとリテーリング

          Twitterの活動における政治信条の在り方について(随時更新)

          はい、Kazumiです。今日は2022年7月9日ですね。 この頁を書くことを決めた一日前である7月8日は濃い一日でした。 まず、安部元総理大臣が暗殺されました。 詳しくはBBCがメディアの報道として、事実をそのまま正確に伝えているのでこちらをご覧ください。 次に、Ochiaiさんのツイートが注目を浴びました。 彼はNewsPicksにて自身の番組を持っている方なのですが、先の安部元総理大臣の暗殺に対する大衆の反応をこのように皮肉りました。 しかし、その後の様々なメデ

          Twitterの活動における政治信条の在り方について(随時更新)

          慶應MBAの一年を振り返って(アンケート採ってみました)

          はい、Kazumiです。 もう年もそろそろ暮れます。一年がたつのははやいものだなとしみじみ感じます(笑) さて、2021年4月から12月までの慶應MBA生活をとおして、どんな暮らしだったのか、をアンケートとして幾人かから回答をいただきました。ぜひ入学検討の際に活かしていただければ幸いです。 ここからは五月雨式に書いていきます(笑) 予習時間について 一学期は4~6時間だった予習時間が二学期は3~4時間となっております。ケースの量は変わっていないので、それだけの実力が

          慶應MBAの一年を振り返って(アンケート採ってみました)

          慶應MBAの一日@一年次一学期

          はい、Kazumiです。 慶應MBAに入学して一年目が近づいてきました。 だいぶ余裕ができたので質問をいただいた内容から優先してまとめていこうと思います(というのもPeingの質問はおよそ一年間で自動的に消されるそうなので・・・(笑)) 慶應MBAの生活は基本4月はじめからスタートします。 まず慶應義塾大学大学院の入学式が、学部生の次の日にあります。コロナ禍でなければ、ご家族も臨席できる記念日にもなりますが、あいにくコロナ禍なので一人で参加でした(笑) その式の後、

          慶應MBAの一日@一年次一学期

          慶應MBA 一橋MBA 面接について

          #2022年7月30日現在:2年ほど経過し、ほとんど参考にならない記事になってきたので、改訂の上、無償で再公開します。 はい、Kazumiです。 面接について話していこうと思います。 MBAを検討している諸氏ならば、避けて通れないイベントです。 これから面接について話していきます。 しかしながら、私自身としては面接の内容はあまり得ることをお勧めしません。最低でも自身なりの対策と深堀をしてから読んでください。したがってこれを読むときは相応の分析を終えている方にしていた

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          The Consumer Decision Journey

          はい、Kazumiです。今回はマッキンゼー社の「消費者の購買意思決定の旅」モデルについて話していきたいと思います。 これを読むとなにができるか今読んでいるあなたが「消費者の購買意思決定の旅」について学びを深めることができた場合、あなたはここから顧客接点について考えながらマーケティングを施すことができるようになります。 「消費者の購買意思決定の旅」ってどこから?日本語の文献はこちら、ハーバードビシネスレビューただ一件となっています。 この記事は2011年4月の記事です。結

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          Strategic Negotiation

          はい、Kazumiです。 Strategic Negotiation,つまり戦略的交渉について話をしていきたいと思います。 興味を持っていただけた場合、読むことをお勧めする本は以下の2冊です。 これらの書籍は、当方がNUCB-Business Schoolで戦略的交渉に関する科目をとっていた際に指定された教科書です。買っておいて損はないです。 一冊目の「戦略的交渉入門」では、交渉の仕方が理論的に記されています。孫子の兵法に「彼を知り、己を知らば、百戦危うからず」という

          Strategic Negotiation

          慶應MBA・一橋MBAの書類

          はい、Kazumiです。 どのような形で慶應MBA・一橋MBAの志願者調書を作り上げたかを話していきたいと思います。この記事があることで、これから志願する方々の強力なサポートになれればと思います。 ただし、この内容は非常にセンシティブな内容であるため、有料とさせてください。無料で公開したいのも山々なのですが、無料にしちゃうといろいろ問題があるかなと判断しておりますので、ご了承ください。その代わり、慶應MBAと一橋MBAの双方をひとまとめにして書き上げていく所存です。

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          慶應義塾大学MBA受験 備忘録

          はい、Kazumiです。 2020年10月に慶應義塾大学大学院経営管理研究科を受け、無事合格をいただきました。 受験にあたり、Noteやブログにはかなりお世話になったので、備忘録として後年度受けられる受験者の参考になるモノを残そうと思います。 私は、大学院受験にあたり、最終的には一橋大学大学院経営管理研究科経営分析プログラム(HUB)と慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)を受けました。一橋のほうは、1次は通過し、二次は落ちたという結果となりました。その反省を活かし

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