スタメン

攻撃配置
４２４？のような配置。ボールサイドはターゲットマンの落としに反応出来る位置にFWとSH。逆サイドのSHは幅を意識して待機。

守備配置
４４２、ミドルプレス。

守備の際にどうアグレッシブか
相手DFに対してもアラートなプレス。

４局面の振る舞い
攻撃：前線のターゲットマンを目掛けた縦パス。
攻→守：即時奪還。
守備：ミドルゾーン以降は人への強度の高いプレス。前半のガンバはプレスに苦しんで効果的な前身が出来ず。
守→攻：奪取後は攻め急がず、ロングボールを中心に前進。

前半までの狙い
オセフン選手を起点にした攻撃。相手への強度の高いプレスでミドルゾーンでのボール奪取からの速攻。

後半開始時、改善が必要な点
攻撃面ではポスト役の選手からのボール繋ぎがスムーズで無い場面が散見された。
相手の守備配置を確認しながら、正確なパスワークを目指したい。
守備面では谷くんの好セーブの場面になったように、プレス網をかいくぐられると危険なので、プレス強度をどれだけ維持出来るか。

チームの狙いの達成度
前半はナサンホさんの交代以外は狙い通り。代わって入った藤尾くんも相手DFともタフにやり合って、前進を助けられていた。結果的に前半のチャンスを決めきれなかったことが勝ちを奪えなかった。
後半は一人減ったところからのチームマネジメントに苦労した。前線のプレス枚数が減り、相手の前進を容易にさせてしまうのは致し方ないものの、最後のところで粘り強い守備をするので精一杯にしない選択肢を持てなかったのは課題か。

観戦の感想
町田は前半のナサンホさんの怪我と、後半の仙頭くんの退場が想定外だったものの、特に後者が大きくゲームプランを壊してしまった。仙頭くんのファウルは確かに不用意だったかもしれないけれど、今シーズンはあのプレーでイエローが出るんですね。
一人少なくなってからのカードの切り方も、想定外への対処のように映り、選手たちを助けられなかった印象。去年、前線でどのポジションでも奮闘してくれた荒木くんや中島裕希さんが恋しかった。
最後のところで守り切る守備が続いていた中、ゴール前の嫌な位置でファウルを与え、宇佐美くんの素晴らしいキックはもうどうしようもなかった。
想定外の怪我人、イエローへの意識、カードトラブルへの対処、不用意なファウルとJ1基準への対処がチームとして不足していたとは思うけど、初戦からこれだけのトラブルが起きても勝ち点を拾えたことは、ポジティブに捉えて良いと感じる。選手やコーチ陣含めて、今日のことを繰り返さないような準備がこれから出来る事は、長いシーズンの中で確実に意味があるはず。
昨シーズンの仙台との初戦よりも得られるものが多かった試合だった。