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2024.03.04 23-24 セリエA アタランタvsボローニャ 試合雑感

リアルタイム観戦はなかなか出来ないから、月曜仕事終わりに観戦。セリエA観たいなと思うのは、カルチョ2020のおかげ。

前半のアタランタ。試合を観る度に、攻守にアグレッシブで、エンタメ性の高いサッカーは観戦満足度が高い。勇気を持って前へとプレスを連動してかけ続けるのはリスクだけど、リスクを犯すから得られるものがある。

前半のボローニャ。前線からのアタランタの守備をいなせる安定したボール回し。相手守備のスペースに積極的にセンターバックにまで顔を出させるモッタのサッカーは面白い。そしてザーグツィー。局面でうまさを効果的に発揮してくれるのを、チームメイトも信じてる。この好チーム、シーズン終わりに解体必死なのは残念。

前半の印象。アタランタのプレス強度もあって、激しい試合に。荒い印象持つ人もいるかもだけど、個人的は奪いに行く守備という印象。だって奪えれば大きなチャンスだし、そこでぬるいプレスになったら、相手に容易に攻め込まれてしまう。

後半のアタランタ。ボローニャがプレスの状況によって長短のパスでプレス回避される時間が長く、苦しい時間帯に失点。前線でうまく起点をつくれず、相手の陣内でプレー出来ない時間にどうすれば良かったんだろう。前半からアタランタの選手たちが使いたいスペースを埋めるような守備をどう工夫して崩そうとしていたんだろう。使いたいスペースは既に埋められていて、中と外にボールを運んで守備組織を動かす事がなかなかできず、外から外へとボールを運んで、ボローニャ守備は崩れなかった。

後半のボローニャ。印象的なのは2点目。サーレマーケルスが入って、ドリブルで誰が行くべきか迷わせるようなプレーの流れから、ファーガソンの素晴らしいミドル。ミドルからのシュートがきっちり決まるとレベル高いなとわかりやすく感じる。守備の局面でも、アタランタの強度に負けない相手の嫌がる守備だった。スペースを人で埋めて、危険なところには人を配置しておく事でアタランタはそれを攻略出来なかった。

試合を見終えて。前半はロングボールを織り交ぜながら、ボールをスペースへ運べたアタランタが攻勢。相手守備左から右に動かせた事で、先制点が生まれた。一方、後半は前線のダイナミックな動きが無くなってきたアタランタに対して、選手交代で流れを引き寄せたボローニャ。サブにも魅力的な選手がいて、その選手たちを効果的に投入した事で試合をひっくり返した。このゲーム、アタランタの試合間隔が短かったのが残念。

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