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目指す会 2310 一大イベント シン三浦半島を目指す会 6

引き続き一色海岸を目指す。
腹が減りすぎて飲食店がやたらと目につく。味をビタッと予想できちゃう町中華に筆で店名書かれがちなラーメン屋、海鮮の登りが出されてるこじんまりした居酒屋。時刻は11時過ぎ、ギリランチオープン前の狭間、空白の30分。

1番惹かれたのはスープカレー屋。夏に函館旅行行ったとき地元民に人気のバチくそ旨いスープカレーを食った。以来スープカレーは筆者の出先で食べたいメシの一軍にのし上がってきた。シャープなスイングがウリの元阪神坪井的スパイスが頭をよぎる。

あれやこれやとしてるうちに一色海岸が近づいてきた。あと少し頑張れば着く。作戦会議、このまま一気にゴールするか途中でランチるか。
何食べるか会議をゴール後に行おうと実に大人な意見がS内さんから出る。さすが管理職、チームのまとめ方を心得てる。
了解! と小気味良い返事をしつつも
「会議とか言ってるけど決めるのオレだから、オレずっと考えてたからランチのこと、キャリアがちげーから、古参なめんな」
とメンタルファイティングポーズをバチッと固める筆者。

一色海岸間近のセブンイレブンを通り過ぎる。夏は海水浴客を乱獲してとんでもない売上げを叩き出しているコンビニだ。ロケハン時に我々も世話になったが、セブンのオーナーの娘っぽいヤンママがキティちゃんサンダルを装備したばこ片手に改造されたアルファードをビタッと車庫入れし、「海水浴客の無断駐車禁止」の看板を背にオーナーとちょろっと会話したあと、ちびっ子つれて海に歩いて行ったのが実に印象的だった。あれがアルファード乗ってる人の民度だよ、なんてことをE原さんにつぶやく。(E原さんの愛車もアルファード)

ついに一色海岸到着! 海岸まではちょっと自転車を押して歩く。

海まであと少しってなんかワクワクするよね

見よ、これが一色海岸だ!

関東の海とは思えないクリアさ

白い浜辺と透き通った海に椰子の木をトッピング。こりゃちょい悪系ジジイと美魔女系ババアがマルチーズ2匹と散歩するもの納得。
ウェディングフォトを満面の笑顔で撮影されているカップルもいた。その笑顔がずっと続くとイイネ、と人生の先輩としてエールを送りたい。

海岸でのキャッキャもそこそこ、K子さんの撮影会を横目にランチミーティングが開かれる。みんなから海鮮、定食、麺等々2,000年くらい前に筆者が検討済の議論が繰り返される。しかし筆者、全員をうならせる決定打を思い付いていた。ぶっちゃげかなりの自信作。

筆者「みなさん、アジフライ定食とかどーすかね??」

おーーー! 
沸いたね、ライブ終盤でニューシングル発売のリリースを出したときのオーディエンスくらい沸いた。満場一致。Kさんは引き続き撮影会に精力中。

運動中に欲す脂っぽさと海岸ならではの海の幸両方を1度に堪能できる神の一手。悟空×ベジータ=ゴジータ的選択。

全員の舌がアジフライ定食になり店を検索すると、あるじゃないですかアジフライ自慢の定食屋さん! しかも結構近くに。撮影会が終わらないK子さんを急かし、よだれを垂らしながら店を目指す。あっという間に到着。

しかし我々は店の正面で信じられない物を見た。

「本日お休み頂きます」

思わず Oh my God って言った、人生で初めて言った。
マジ無い、この流れは想定外、ドーハの悲劇級。
全てを無にしてもよかったがお腹は正直にグーっと食料を求める。
ぱっと当たりを見回すと1件の海鮮屋を発見。見てみると数組が開店待ちしている、有名店なのか? 名物は生しらす丼、幸いにも今朝の漁が調子よかったようで生しらす大量にあるとのこと。

生しらすが自慢の勇しげ

脂の摂取はかなわないが他に行く当ても元気もなく、ここでランチ戦争にピリオド打つことにした。

開店までの数分をつぶす。海の向こうに見覚えのある島を発見、なんだろうと頭をひねってると
「あれは江ノ島だよ」
とS内さんが急に地元民っぽいマウントをとってきた。S内さんは神奈川のどっかに住んで(横浜ではない)いて、広い意味では三浦半島も地元なのかもしれない。

真ん中やや左にあるのが江ノ島

お待たせしましたー、とおばちゃんの声がした。ようやくランチの時間。長かった、あと少しで腹ぺこの向こう側に行くところだった。

ということで今日はここまで。次回はランチとのご対面だ。

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