A Thousand Smiles - ELLEGARDEN

Shall I tell you a story
ひとつお話をさせて欲しい
A story of a poor little boy
とある哀れな少年のお話
A little boy who met a little girl with a thousand smiles
とある少年はある少女と数えきれない笑顔に出会った

He named each one of her smiles
彼女の笑顔すべてに名前をつけて
He filled his room with her pictures
部屋は彼女の写真でいっぱいになって
When she left there was nothing left but a thousand smiles
少女が去った後には何にも残っていなかった 数えきれない笑顔だけ

He held her tightly the last minute before goodbye
彼女をぎゅっと抱きしめた、お別れの時のまさに手前
This is what he whispered
彼はこう小さく呟いた

"There's
「そうだよ、

Nothing I will forget
 何ひとつなかったことになんて
Nothing I won’t forgive
 なかったことに出来ないことなんて
I never thought I’d come to this Can’t you see
 こんなの思いもしなかったよまさか君に会えなくなるなんて
Nothing I can regret
 何ひとつ顧みれることなんて
Nothing I won’t miss
 振り返らずに済むことなんて
But I can hide it for now ‘cause you gave me
 でも誤魔化せるよとりあえずは君が僕に教えてくれた
A thousand ways to smile”
 数え切れないほどの笑顔があるから」

It occurred a dozen years latter
事が起きたのは10数年後
The next day was his 23rd birthday
その日は彼の23歳の誕生日の前日
His idle life ended up in shooting a girl
その怠惰な人生は結局 女性の射殺に終わった

He cursed his whole lost life
失われた人生すべてに悪態をついて
In a tiny concrete cage
檻はコンクリートでとても狭くて
He looked around and found there's nothing left in his hands
見渡してみたところで何にも残っていなかった からっぽな自分だけ

He held himself tightly the last minute before goodbye
自身をぎゅっと抱きしめた、お別れの時のまさに手前
This is what he whispered
彼はこう小さく呟いた

"There's
「そうだよ、

Nothing I will forget
 何ひとつなかったことになんて
Nothing I won't forgive
 なかったことに出来ないことなんて
I never thought I'd come to this Can't you see
 こんなの思いもしなかったよまさか君に会えなくなるなんて
Nothing I can regret
 何ひとつ顧みれることなんて
Nothing I won't miss
 振り返らずに済むことなんて
But I can hide it for now ‘cause you gave me
 でも誤魔化せるよとりあえずは君が僕に教えてくれた
A thousand ways to smile"
 数え切れないほどの笑顔があるから」



He held himself tightly in front of the gallows
自身をぎゅっと抱きしめた、絞首台のまさに真ん前
This is what he whispered
彼はこう小さく呟いた

"Nothing I will forget
「何ひとつなかったことになんて
Nothing I won't forgive
 なかったことに出来ないことなんて
I never thought I'd come to this Can't you see
 こんなの思いもしなかったよまさか君に会えなくなるなんて
Nothing I can regret
 何ひとつ顧みれることなんて
Nothing I won't miss
 振り返らずに済むことなんて
But I can hide it for now ‘cause you gave me
 でも誤魔化せるよとりあえずは君が僕に教えてくれた
A thousand ways to smile"
 数え切れないほどの笑顔があるから」

“Nothing I will forget
「何ひとつなかったことになんて
Nothing I won’t forgive
 なかったことに出来ないことなんて
I never thought I’d come to this Can’t you see
 こんなの思いもしなかったよまさか君に会えなくなるなんて
Nothing I can regret
 何ひとつ顧みれることなんて
Nothing I won’t miss
 振り返らずに済むことなんて
But I can hide it for now ‘cause you gave me
 でも誤魔化せるよとりあえずは君が僕に教えてくれた
A thousand ways to smile
 数え切れないほどの笑顔があるから
so I I I I'm alright"
 だから、ぼ、ぼ、ぼ、僕は平気なんだ」

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 強烈な初恋、そこからロリコンに陥ったキモキモマン、そしてその救い難い末路。
 なんかあれだな、LOに載ってそうですらある。
 しかも良い話としてじゃなく明らかにダメ人間の末路として書いてるところもすごい。そして最後まで全く成長出来ないで終わっていくのもすごい。闇が深い。

 その突き抜けたキモさが、キモく、かつ成長も出来ない僕にはひどく突き刺さる。明らかに救い難い人間として描写しつつも曲は死ぬほどポップなのもおかしい。どういうつもりなんだろう?

 forgetとforgiveって単語すごいなという気持ちから忘れる、許す、とシンプルに訳す気になれずこうした。続けてregretとmissも。
 最近は自分の訳で突きたい自分のツボが、元を汲みつつ自分の言葉で気持ちよく置く事にシフトしてきたように思う。韻踏みとか繰り返しとか、出来る限り語順を変え過ぎたくないとかもまだありつつも。

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