不眠を抜けて、生活リズムを整えたい
結構長い付き合いになってきた、不眠
子育てをする前、まだ激務をこなしていた頃、夫と結婚する前。2017年、どれだけ疲れて帰ってきても、頭がさえてしまって全く寝られないときがあった。3時くらいに着替えて、近くの大きな川沿いまでふらふらと歩いて、体を疲れさせて、ようやく眠りにつく。そんな生活をしていた。
子供が生まれて1年間は、子供が夜泣きするし、深夜の授乳もあったので、物理的に寝てはいけない生活が続いたが、1歳を過ぎてからは本人の睡眠リズムも整い、だいぶ楽になった。
それなのに、私の不眠、生活リズムの乱れは治らなかった。子供と一緒に昼寝をしてしまうから、夜寝られない。昼寝をしなければ、疲れて週末に体調を崩してしまう。どうしたもんかなあと思いつつも、まあまだ働いてないし、いいかな……と放置してきた。
①ブレインダンプ
先日、cakesの連載の中で、「ブレインダンプ」という手法について書かれていた。
頭の中で流れまくる思念?を紙に書いて言語化し、整理してすっきりしよう!という感じのよう。
②自己虐待を見つける
また、twitterでバズっていた、鬱病と戦う過程を描いたこの漫画も一気読みした。
その中でも、この話にある「自己虐待」=自分の中で不快に感じているさまを放置する、という言葉がとても気になった。自分もやっている気がする。
寝たい寝たいと思いつつ、ネットショッピングをしてしまう。友達とラインしてしまう。ほかにやることがあるのに、頭痛がするまで漫画を読んでしまう。
これらを直せば早く寝られるな、と思いつつも、この無駄な時間が妙に大事に感じるときもある。
一日中家事や育児をするのは、自分の時間が自分の思う通りに使えないし、やりたくなくてもやらなくてはいけないことで満ちている。日中ずっと自分を我慢させているので、甘やかしたい!と無意識で感じているのだと思う。
(もちろん仕事をしている時の方が、自分を我慢させる度合いが強いし、長い。)
ネットショッピングや漫画やラインをしながら、頭の中では同時進行で「やらなくちゃいけないことリスト」が流れていて、それを、やりたくね~~~~という強い気持ちが打ち消して、そんな自分に嫌悪感を抱きつつ、結局何もせずに眠れなくなり、ますます不眠が悪化していく。
この流れ、働く前には変えたいんよなあ。
自己を満足させ、脳を空っぽにする
それで、さっそく、昨晩ブレインダンプを寝る前にやってみた。本来のブレインダンプは紙に書くことが大事なようだが、簡略verとして、目を閉じて、頭の中で考えている雑念を、ひとつひとつはっきり大声で(頭の中で)いう感じ。
なんと…これが意外とよくて、すうっと眠りにつけた。昔からある、羊さんが1匹、羊さんが2匹…を自分の雑念に変えたような感覚。
先ほどの自己虐待の話と結びつけると、雑念の中には、自分がやりたいこと、焦っていること、布団のここが嫌、これは気持ちいい、子供が可愛い…などなど、自分のシンプルな欲求と感想が混ざり合っている。
これにキチンと向き合って、自分の声で拾いあげると、なんだか自分が喜んでいる感じがする。
やりたいこと・やらなきゃいけないことなんかは、頭に浮かぶとすぐに携帯にメモりたくなってしまうけれど、あえてメモせずに寝てしまうのもいいなと感じた。
朝も自然に…ではないが、そこそこ早く起きられて、日中の今(14:50現在)も眠くない。とてもすっきりした眠りだった。
まだまだどうなるか分からないけど、しばらく続けてみたくて、備忘録。well-beingに自分の限界と戦う術を身に付けたい。
余談:well-beingな香水『ジャタマンシィ』ラルチザンパフューム
私が愛してやまない香り。再販されたら絶対ストックとして買うなあ。
最初は結構癖のある、酸っぱいような、スパイシーな、独特の香りがするのだけど、時間がたつととてもやさしい香り。涼しげな香りだけど、ラストのサンダルウッドのおかげで年中使える。比較的すぐ飛ぶのでつけやすい。
私にとっては元気を与えてくれる、安らぎの香水です。再販してくれー!
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