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深海へ還ろうよ

「どちらか当たればいいなぁ」という気持ちで
両日応募したライブが、まさかの2日間当選。
こんな幸せがあっていいのかという気持ちのまま
当日を迎えた。

8/12(土)。
酷暑。暑かったね。
きっとそれすらも思い出。

8/13(日)。
ゲリラ豪雨に襲われ、開演前に何もかもが
びしょ濡れ。
これもミセスが巻き起こした運命かな、と
考えたら、笑って許せる不思議。

開場。足取りが早くなる。
BGMが聴こえ、全容が見えてくる。

ああ、広い、大きい。
貴方たちは今から、こんなに大きな場所で
ライブをするんだね、と胸が熱くなる。

セットが大きい。神殿。
さあ、共に沈もう。

着席。落ち着かない。
ライトスティックの電源を何度も確認してみたり、会場を見渡してみたり。

1日目、忘れない。
はっきりと聞こえたのは、円陣の声。
エンジン。
始まりの声。鼓舞。
思わず隣の方と顔を見合わせ、拍手する。
貴方の声はよく通るから、よく聞こえた。
忘れない。絶対に。

ANTENNA
モールス信号。方舟が助けを求めているのだろうか。
重低音、歓声。
ああ、見えた。また会えたね。
これでもかと手を振る。夢か現実か、よく分からない。

衣装が煌びやかで美しい。
神殿に舞い降りた精のようで。

貴方が息を吸い、歌声を発した瞬間。
一周回って、いつも記憶がなくて。
大好きな声。
"Boys and Girls"。
始まりにぴったりの歌詞だね。

暑い。熱い。

愛してるよ、ホープレス。

Speaking
"ねえ聞かせて" と言われたら、応えるしかない。
既に腕が痛い。そんなの知らない。

"最高の日にしよう" って、ずるいね。

最高潮で居よう。

サママ・フェスティバル
待ってました。ミセスと過ごす夏。
楽しすぎて、一生懸命覚えた振り付けを
全部忘れた。代わりに手を振る。
2日目、沢山水が降ってきて楽しかった。

"メグリメグル中君を見つけた" に、ミセスを
重ねる。

「今年夏らしいことはしましたか?」と
もし聞かれたら、
ミセスとサママ・フェスティバルを歌い踊ったこと、ミセスと過ごしたこと、と答えたい。

アンラブレス
この曲ってこんなに楽しいんだね。
C&R が最高だった。またライブで聴きたい。

"出来るならついてきな" と歌われたら、
当たり前だよと叫びたい。

世界唯一の存在。唯一無二。

アボイドノート
1,2,3,4!!が聴けて嬉しかった。
その瞬間に何の曲かを理解して、嬉しかった。

"さぁ どうぞお座りになって" の歌い方、好き。

愛を信じますか?
何かを失くしたって気づかぬ程ですか?

考えさせられる歌詞だ、この曲は。
Atlantisで歌われた意味を、考えてみたい。

若井さんのタッピング、圧巻だった。

Love me, Love you - ENSEMBLE Version
まさかのENSEMBLE Version。
瞬時に理解した客席の歓声が愛おしい。

多幸感。
一緒に歌えて嬉しかった。

ENSEMBLE 、観返そうかな。

umbrella - 2017 Version
大好きな曲。生で聴きたかった曲の一つ。
背景が美しかった。

この曲は美しくて儚くて切なくて痛い。

晴れの日に聴いたのも、雨の日に聴いたのも、
また違った感じ方ができた。

"イカレタものばっかで呆れるんだ" の歌い方が
忘れられない。痛い。

ただ真っ直ぐに見つめながら、聴いた。

Soranji
また聴けた。
まだNOAH no HAKOBUNE のこの曲から、
抜け出せていないというのに。
神聖で、美しかった。白の世界、澱みがない。
1日目、よく見えた。息ができない。
ライトスティックを握る手が、無意識に力を
込める。
Soranji のMVに入り込んだのかと錯覚する。

"だから生きて" 、とそんな風に歌われたら、
生きるしかない。

だめだ、泣いたら見えなくなると、堪える。

やっぱり貴方たちとの出会いの曲は、特別。

歌詞を少し借りるなら、
私は貴方達に会いたくて生まれてきた、
貴方の歌声を聴くために生まれてきたのか、
とすら思う。

青と夏
ミセスとの夏。最高だね。
映画じゃない、紛れもなく今、私の瞳が
捉えている景色が、現実だという実感がない。
映画じゃない。

"恋に落ちた" の無音アレンジ、ずるい。
あれは恋に落ちた瞬間なの?
両日とも、周りがどよめいていたよ。

私の夏、ミセスとの夏。

ロマンチシズム
楽しかった。
これでもかと歌った。

この曲のイメージはピンク色。
ジャケットのイメージかな?
背景もピンク色だったね。

ジャンプする。暑い。幸せの証。

フロリジナル
ドームならではの演出。ありがとう。
曲前のあのアレンジ、大好き。
1日目、ずっとこちらを向いて歌ってくれて
ありがとう。
目が合ったのかと思うほど真っ直ぐに。
"消えちゃいたい夜も私の導火線" 。
思わず口の動きを真似る。

私もこの曲、大好きだよ。

BFF
聞いてない。いいんですか、本当に。
広いドームの真ん中の小さなステージで、
3人が向かい合って円になる。
それでいい、それがいい。誰も侵せない。
そばで見させて。

3人の表情が印象的。
大切そうに、愛おしそうに、噛み締めながら。

ずっと笑って、ずっと側にいてあげてほしい。

あまりにも真っ直ぐなラブレター。
それでいい、それがいい。

僕のこと
私はずっと、ここから抜け出せない。
抜け出す気も、ない。
1日目は「ほぼぶっつけ本番」、2日目は「緊張するね」と言っていたアレンジ、素敵すぎた。

大森さんが息を吸う音、表情、仕草。
それらに呼応する音と音。
彼らだけが成せる演奏。

ドームに響き渡る貴方の声。
「上手い」で済ませたくない、適切な言葉が
欲しい。

"ああ" が、ずっとまだ頭で響いてる。
全身が震え、鳥肌が立つ感覚。
今私は、何を聴いた?何かすごいものを。

"僕らは" で涙が溢れた。
力強く、響き渡る。
その3文字に痛いぐらいに込められた思いを、
痛いぐらいに感じる。

歌詞と歌詞と間に、ドームに反響した声が残る。
客席の空気感も、息を飲む音が聞こえるようだった。

この曲に何度も救われた私は、また救われた。

一生忘れないと思う。
円盤が出るなら、まずここを再生したいぐらいに、鮮明に。

上手い、とか世界一、とか。
書き方によっては軽く捉えられそうで怖いけど、
決してそうではないと前置きした上で、讃えたい。

本当に貴方の歌唱力は、歌声は、とんでもない。

私は最強
2日目の曲前のC&R、楽しかったなぁ。
ライブにぴったりの、バイブス。
貴方が最強。
この曲もきっと、まだまだ進化していくんだろうな。
最強、で高らかに手を上げるの、とっても
誇らしいんだよ。最強だよ。アナタと最強。

Loneliness
沈み、深くへ沈んでからの一曲目。
暗い海、孤独。苦しくなる。
やっぱりこの曲は私にとって、俗に言う
「色気が」「エ◯い」という感想はあまり
持てなくて、毎回苦しくなってしまう。
震えるほどかっこいいんだけど、苦しいの。

貴方が深夜に1人で書いたこの曲だから、
それなりの覚悟で毎回聴いてる。

照明がとにかくすごかった。
強烈に印象に残ってる。

"私を殺して" 、で赤く染まる空間。
やめて、行かないで、やめて。

歌い方といい歌詞といい、気持ちを削ぎながら
届けてくれているようなこの曲、
色々書いたけど、最終地点としては、大好きですこの曲。

絶世生物
"あゝ" で、空間が裂かれる。
客席の声にならない叫び。
とにかく演出がとてつもなくて。

貴方が手を振ると、水が出る。
まるで水を操る者かと如く、水が踊る。
噴水に囲まれた姿は、表現が正しいのか分からないけれど、「神々しい」。
体の奥深くから発せられるような歌声、痺れる。

ライブの中で指折りに入るくらい、印象的。

ダンスホール
大好き。
何より、3人のダンスが忘れられない。
りょつが踊った瞬間の歓声。
弾むようなキーボードの音。
ギターを持ったまま踊る若井さん、歓声。
本当にかっこよかった。
大森さん。歌声に留まらないその表現力、
愛しています。

この曲に励まされた日は数知れず。

いつだって大丈夫と、歌ってくれてありがとう。

飛んできてくれた青テープ、宝物だ。

Magic
この曲は楽しすぎて涙が出そうになる。
声が枯れる覚悟の「Hey!!!!!」、足が疲れても
跳ねる "いいよ もっと" 。

青テープを振りかざす大森さん、愛おしい。

幸せってこのことか。

我逢人
あのMCからのこの曲はずるい。
聴けるなんて思ってなかったなぁ。

笑顔であってほしいな、ずっと。

ミセスとの出逢いに、ミセスを通じて出逢えた人たちに、思いを馳せながら。

庶幾の唄
りょつのフルート、本当に本当に嬉しかった。
走りながら、楽しく弾むようなフルートの音色。
花道来てくれてありがとう。
それを見守るような2人もよかった。

では、また会いましょう。

ケセラセラ
貴方の言葉、そしてケセラセラ。
多幸感と、救いと。
毎日毎日、この曲に寄り添われて、生きている。
幸せなのに泣きそうになる。
ありがとう、大好き、と呟きながら、
またね、と呟きながら、バイバイと手を振る。

終わらないで。


あまりにも幸せな二日間。
夢だったのだろうか。
でも手元には、体には、幸せの証が沢山ある。

ありがとう。愛してます。

方舟に乗り、共に沈み、同じ運命を辿れる。
これからもそうでありたい。

















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