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なんて素敵な日だ。

何度でも言う。

私はAtlantis の「僕のこと」から、抜け出せない。

1日目、「ほぼぶっつけ本番。」
2日目、「緊張する。」
大森さんはそう言っていたね。

3人が向かい合って座る、センターステージに
目を凝らす。

息を吸う音、に応える2人の音色。
呼吸、仕草、表情、全てを汲み取り、それが
そのまま音楽と成る。鳴る。

ドームに響き渡る美声。
思わず息を忘れる。


ああ、来る。わかっていたのに、
"ああ" で涙が溢れる。
全身が震え、鳥肌が立ち、全身で貴方の声を
感じているあの感覚、忘れない。

"僕らは" 、で時が止まる。
何だ、これは。
とんでもない。

上手い、の3文字には到底収まらない。
この瞬間の客席の空気、2日間とも覚えてる。

"大人になるにつれ忘れる" の歌い方や表情が
切ない。

"治りきらない傷も"  の高音の余韻が、しばらく
ドームに反響する。


次の間奏から、音数が増える。
これもまた良い。

この曲には何度も救われてきた。
ミセスをよく知る前から、色々な場所で耳に
して、その度に「良い曲だな」と感じていた。

奇跡を唄う
奇跡は死んでいる

それがね、軌跡だと

何て歌詞を、何て声で歌い上げるんだ、貴方は。

一言で言うなら、「大森元貴の歌唱力の真骨頂」。だけど、もはや歌唱力を超えた何か。
上手い、を超えた、もっとすごい何か。

これを生で聴き、生で観て、涙を流した2日間。

ああ なんて素敵な日だ。


今すぐにでも観返したい。
イヤホン大音量で浴びたい。


ありがとう、一生忘れない。




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