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「岩沼市寺島川向地区 協働保育活動」

 2月3日(土)岩沼市寺島川向地区海岸防災林にて、海岸防災林の保育作業が実施されました。今回は株式会社ジャパンクリーン様の社員ボランティアと海岸防災林の再生活動に取り組む有志団体「team ID」の方々が協働で、宮城県森林インストラクター協会の指導の下、両団体が協定している海岸防災林の本数調整伐を行いました。

開会式の様子

 今回行う「本数調整伐」とは、大きくなってきたクロマツを列状に間伐していく作業のことです。また切る列も宮城県から指針が出ており、「海側から数えて2列残して1列を全て切っていく」を「2残1伐」という形で行われました。

①が海側、この写真の場合は①と②の列を残し、③の列のマツを全て切っていきます

 作業方法の指導を受けてから作業開始です。ジャパンクリーン様の協定地の大部分は昨年、枝打ち作業を行った効果で植樹地内に入りやすく、クロマツの切り出しは非常にスムーズに行われました。

間伐中の様子

 切り倒したクロマツは集積します。そのまま積むだけだとかさばってしまうので、枝を切り落としある程度細かく刻んで片づけます。

集積の様子

 やり残していた枝打ちも行い、海岸防災林は写真のように人が通れるくらいにスッキリとしました。膨大な量のクロマツでしたが、参加者の頑張りによって予定されていた協定地の間伐は無事に完了しました。
 これからも本数調整伐は続きますが、今日と同様に沢山の方々の協力を得ながら、立派な海岸防災林に育てるために頑張っていきましょう!

風通しが良くなった海岸防災林




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