ビューティーインサイド

恋愛映画や恋愛ドラマの類はあんまり得意じゃないのです。何かイチャコラしてるのに感情移入できないし、ある程度のストーリーは予測できちゃうし、結果くっつくんでしょ?!の謎の自称映画通の嫌な奴目線で見てしまう自分が嫌だったり、あとは普段全くと言っていいほどモテたことがないので美女とイケメンがくっついてるのを見ると「ケっ!結局顔だ!顔!!」とモテないがために出る嫉妬や妬みが止め処なく溢れてくるのだ。結果見たあと胸糞が悪い映画見たときより落ち込んだりするので、恋愛映画を見るのは少し遠慮してしまうのだ。

好きな恋愛映画やドラマはもちろんあるけれどよく良く考えると童貞が恋する話と言った自分の立場に近い物だったり、タイムリープ物や何か突飛な設定が組み込まれた物だったりするのだったりする。

あー純粋なベタな恋愛映画やドラマでキュンキュンしてるJK達が羨ましい!!俺もそんなんでキュンキュンしてーぜ!!!

まーそんな僕だけど前々から気になっていた恋愛映画がありまして、それがタイトルにもなってる「ビューティーインサイド」だ。

家具デザイナーであるウジンは18歳のときから朝目覚めると男性や女性、子供にお年寄りや外国人など様々な外見になってしまうようになる。そんなウジンがある家具屋で働くイスという女性に惚れてしまうのだ。その日ごとに外見が変わってしまうウジンは果たしてイスと結ばれる事が出来るのか、、、という韓国の恋愛映画だ。

そう!これまた突飛な設定の恋愛映画なのだ。すみません!

主人公は1日1日で外見が変わるので一役を120人近くの役者達が演じている。そこには日本の女優の上野樹里さんも加わっている。何百人が1つの役を演じるのは非常に難しい事だと思うけれど、ちゃんと全役者がウジンという1人の人格を演じきってることに感激してしまった。

それと外見が変わるあなたでも好きよ!チャンチャンではなくちゃんと空想の話に落とし込まずにリアルさを追求してる事のがビシバシ伝わる。

ウジンと付き合う事での弊害もちゃんと組み込むんでたり、1番何か妙にリアルだなと感じたのが、今まで外見が変わってしまう為本当の恋愛をした事がないウジンがイスと付き合うと仕事をほったらかす程イスにのめり込んでしまうのだ。それほどイスとの過ごす時間や人を好きになる事がとても楽しいんだなーというのが伝わってくし、確かに本当の恋愛をしてなければああなってしまうだろうなと妙に納得してしまうのだ(普通の人なら「ちゃんと仕事しろよ!」って突っ込むかもしれないけれど、、、笑)。

この作品は人を愛する事の本質を教えてくれる作品だけれども、ちゃんと外見が変わる人との恋愛で起きる弊害などを組み込む事でリアルさを引き揚げ、一役を120人で演じたりとその裏ではとてつもない緻密で技術が必要なことを感じさせないでやっていて、韓国映画が何故レベルが高いと言われているかの理由が詰まっている作品だと思う。

これを機にもっと韓国映画や恋愛映画を見てみたいなぁ

んーでも「結果顔だよ恋愛映画」を見るのにはリハビリが必要と思うけれど、、、

てか、結果美人捕まえてるしなーウジン。

あーいいなぁ、、

んーまだ純粋な恋愛映画を見るのには時間かかりそうだな。

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