8月9日　ゲリラ豪雨でとても蒸し暑い

今日はホテル演劇「嘘っていうのは嘘」のお稽古から1日が始まりました。稽古も着々と進み、全貌が徐々にだが見えてきてるのがとてもワクワクする。

沢山の方に届けたい。

今日は演出の西条さんが打ち合わせでお休みなので、舞台「サンドイッチ」でお世話になった藤井仁人さんが演出する日だった。

相変わらずお芝居の指摘が的確。僕の場合演出の方が実際に演って見せるのは藤井さんが初めてなんですけど。その演って見せる時がめちゃくちゃ凄いのだ。もうその本人がいるかの如く演ってしまうので、とても参考になる一方で若干悔しさもあったりする。

全然まだまだなんだ。と気付かされる。
もっと。もっと。もっと。ストイックに。

本当尊敬する役者さんの1人なのです。だからなのか、稽古終わりとかだと頭がファーーーってなって、アタフタしてあんまりうまく話せなくなるのです。

そして今何だか泣きそうになったます。
誤字しちゃうほどなんかアタフタしてます。

とは言うのはですね。
稽古終わりに観劇したんです。

コンプソンズさんの
「愛について語るときは静かにしてくれ」を。

それがものすんごく面白くて！！！
コンプラ云々言われて肩身が狭くなってる昨今のエンタメ業界。そこにカウンターとしてゴリゴリに重たくて強烈なストレートを撃ち込んだような。そんな作品だった。

前半はサブカル用語が多用されて、ブラックユーモア的にいじったり、会話やシチュエーションで笑わせたりとライトなコメディかと思いきやの後半。

そっから、グググと核になる作品のメッセージ性が浮き彫りなってラストはもう辻凪子さん演じる小春のセリフがドバドバと刺さりに刺さり泣いて、畦田ひとみさん演じるカノンちゃんのセリフで笑ったり。とりあえずもう最高なのだ。

この地獄のような世界をちゃんと地獄として描き、でもその地獄にも意味はちゃんとあって。
意味がない事など存在しないのだ。
意味を見い出す。それがこの地獄を生き抜くための術なのではとこの作品を観て思った。

作中にちょろっと名前が出た“星野源”さんの「地獄でなぜ悪い」が聴きたくなった。

んで、今さっきTwitterで観劇感想を(僕はまだTwitterをアップデートしてないので、Xではないのだ！ドヤっ！！)ツイートして、日記を書いてたらだ！！

コンプソンズ主宰の星野花菜里さんから
「わあ！儀間さん！ありがとうございました！」とリプライが来たのだ。

覚えてるの？！と感極まって今泣きそうなのだ。

実はコンプソンズさんのワークショップを受けた事があるのだ。その時の皆様のお芝居を観てる姿勢が素敵すぎて、この方達が創る作品はきっと面白いのだろうと思い、ずっーと新作観たいな観たいなーというはこびになり観劇したのです。

ワークショップは数ヶ月も前だし、たくさんの方が参加しただろうから、「覚えてないですよねー、、」っていうのにもならないくらいだったのに！

う、、嬉しすぎる。
あんなに凄まじすぎる作品を創る団体の主宰さんに“覚えてます”と言われるのは嬉しすぎる。

終いには僕のTwitterアカウントをフォローしていただき、もう感無量です！！

素敵な日です。最高な日です。
明日死んでもいいようなそんな感覚です。