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藻掻いているときにできたこと、できなかったこと

ほぼ毎日、evernoteに日記をつけている。日付と曜日をタイトルにして、その日に思ったことをその都度書いている。ほんの数行のメモだけの日もあれば、取り留めのないぐるぐるした思いを吐き出すように書き連ねる日もある。そんな習慣がついてから6年ほどが経過した。

ふと、1年前は何をしていただろうかと気になった。 "180615-fri"というタイトルの日記を見返してみると、忘れかけていた当時の感覚、ままならなさや息苦しさ、藻掻いている感覚が蘇ってきた。文字数カウントしたら1700字程度のそのノートには、当時の空気がそのまま詰まっていた。

どっちに進もうにも動けない、いっぱいいっぱいの感覚。袋小路に追い詰められているような、糸の切れた凧のような、宇宙空間に一人浮かんでいるような、為す術のわからない状態だった。

できたこと、できなかったこと

ネガティブな自己認識をしがちなので、振り返るとできなかったことばかりが目につく。けれども、だからこそ、意識的に「したこと」「できたこと」も日記に記すようにしている。

宙ぶらりんの状態でも、それでもなんとか、どういうわけか状況は変化している。変化した理由は、「それでもできたこと」があったからだと感じている。なぜ変化してこれたのか、藻掻いていた頃を思い出しながら、「できなかったこと」だけでなく「できたこと」も振り返ってみた。

できたこと

・inputする、本を読む 
・コーチングを学び実践する
・回復を優先する 
・友人の誘いや助言に応じる
・noteを読む

できなかったこと

・誰かに相談する、頼る 、誘う
・outputする、発信する、呟く
・当時の仕事にやりがいと継続する道筋を見つける
・よくある転職活動

こうして振り返ってみると、苦手なことはとことんできなかったと感じた。一方で、好きなこと・得意なことは本調子でないこの時期でもできていたなと感じた。

「それでもできたこと」を大事にする

藻掻いているとき、できないことに目が言って落ち込みがちだったあの頃の自分には、「それでもできたこと」にも目を向けて振り返ってほしいと思う。そこには自分にとって楽しいこと、嬉しいこと、得意なこと、大事にしたいことが欠片ながらも詰まっている。自分から誘うことができなくとも、機会がやってくればそれを掴んだり、友人の助言から行動してみたりすることはできた。そうやって少しずつ、できることを増やしていきたいと思う。


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noteを書く日とChief Note Officerの平山さんに約束したものの、なかなか書けなかったので過去の下書きを引っ張り出してきた。


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