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Tour of Turkiye(2.Pro) St.5

レース情報

 距離 177.9km 順位 111位 総合 101位
出場メンバー
トマ・ルバ、レイモンド・クレダー、山本元喜ライアン・カバナ、新城雄大、ドリュー・モレ孫崎大樹

レースレポート

今日はアップダウンが多い丘陵地帯のコースプロフィール。
たぶん、プロフィールよりも登りはキツいだろう。笑

第3ステージに似たレイアウトでもあるため、レイモンドが残れる可能性がある。

なので、昨日の反省も踏まえ、僕は補給やレイモンド、総合エースのサポートに徹することにする。

前半戦を終え、自分の実力やできることとできないことがはっきりしてきた。
やれることを確実にやっても勝利に繋がる可能性は低いレベルのレース。

だからこそ、少ない可能性を手繰り寄せるためにも、やれることに100%注力することにする。

他のメンバーは引き続き、逃げを狙えるなら狙っていく。

ちょっと疲れてる?笑

作戦通り、スタートから元喜さん、ライアン、雄大さんは先頭で抜けだすために、前方で伺っていた。
僕は集団後方でトマさん、ドリューのトラブル対応に備えつつ、休ませてもらう。

何度かアタック合戦があったようだが、今日はすんなりと決まった感じ。
後ろにいたので、詳細がわからなかったが、無線から元喜さんが乗ったみたいだ。

集団は前半が激しかったからか、少しまったりムード。
かつ、今日はスプリントステージなので、スプリンターが生き残れる展開にしようとしているように思えた。

逃げとは3分ほどに広がったところで最初の3級山岳に入る。
ここでも、そこまで速くはなく、坦々と越える。
その後、カテゴリーの無い同じような登りと、2回目の3級山岳を越える。

2個目の登りからは、かなりまったりで、逃げとも6分ほどの差に広がる。

難なく登りをクリアした下りで、ドリューに少しメカトラブルがあり、集団から少し遅れた。
すぐに対応できたみたいだったが、車列に戻っているドリューを迎えにいき、集団に戻るのを手伝った。

下り切ったあとは、平坦をひたすら進む。
WTチームが本格的に追走を始め、少しペースが上がり集団が伸びる。

少し、横風などの風が強い区間では、位置取りにストレスがあるものの、チームでまとまってこなしていく。

地味に横風だったりする

一気に2分差を切るくらいまで詰まるが、最後のカテゴリーがない登りまでには捕まえたくないため、追走のペースが緩まる。

一応、最後の登りでのペースアップに備え、前にチームで上がろうとしていくが、特に大きくペースアップすることはなかった。
前では、最後の登りでばらけ、元喜さんも粘るが、先頭は2人になる。

ラスト20km。
ここからは、スプリントに備え、レイモンドの付近に集まる。
雄大さんとも合流し、僕と2人でレイモンドのフォローを始める。

作戦では、ラスト3㎞のコーナーが狭く、キツいコーナーのため、そこで10番手くらいに収まりたい。
その後も道幅は狭く、下り基調でワインディングしているので、前で入らないとスプリントはできない。

そのためにも、ラスト10kmから、前に上がっていき、5km切るタイミング辺りで先頭まで出る勢いで行く。

最悪、レイモンド1人に任せてしまうが、3人しかいないので、ラスト3㎞までに僕も使い切るつもりで行く。

ラスト10km。

作戦通り、レイモンド、雄大さん、僕で前方で位置取る。
割と良い位置をキープできており、良い感じ。

ラスト7km当たりで少し登り返しのような丘があり、トマさんが前に上がってきてくれ、僕らを引き上げる。

その動きからトマさんが外れ、僕がそのままキープ。

ラスト5km辺りで、外から被せに来たチームに合わせるようにして、雄大さんが前に出る。
そのまま、雄大さん、僕、レイモンドの順。

少し早いと思ったが、被せられ埋もれるよりはずっといい。

そのまま雄大さんが先頭まで出きる。

ラスト4km。

雄大さんから僕にリードアウト。
レイモンドがついてきていなかったことに、ここで気づくが、下手に集団を緩めることになりかねないので、そのまま先頭を他のチームと張り合いながら踏む。

ラスト3㎞手前で、僕もリードアウト。
僕らの位置の主張で、少しでも良い位置でレイモンドが入れたことを祈りながら、最後尾で最後のコーナーを曲がる。

その立ち上がりが少し登りだったこともあり、千切れる。

その後は、下り基調なので、流しながらゴールに向かった。

最後は出しきり、集団からこぼれる

レイモンドは最終コーナーを15番手あたりで入れたみたいで、その後も予想通り、道が狭く、うねっているせいで全く上がれなかったみたいだ。

が、そのままカオスなゴール前でも単騎で粘り、16位でゴールした。

もう少し、遅いタイミングで前に上がり、僕が残れればシングルリザルトもあったかもしれないが、あそこで前に出きっていなかったら、埋もれており、何もできていなかったかもしれない。

このレベルのレースでもチームで動けてきているので、残りのステージで結果に繋げていきたい。


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