見出し画像

Tour of Turkiye(2.pro) St.7

レース情報

 距離 124.8km 順位 64位 総合 99位
出場メンバー
 レイモンド・クレダー、山本元喜、
 ライアン・カバナ、新城雄大、ドリュー・モレ
 孫崎大樹

レースレポート

今日は、3級山岳が1ヶ所設定されているだけの、ほぼ平坦レース。
総合も僅差ではあるが、リーダーがWTチームなので、完璧にコントロールされるだろう。

また、スプリンターを抱えているチームがまとめようとしてくるので、無難にスプリンターステージになる予感。

キナンはレイモンドでスプリントを挑む。

他は逃げでチャンスを狙っていく。

今日も逃げに乗るべく、パレードで前まで上がりリアルスタートからアタック合戦に参加。
明らかに脚が重い。

すでに限界近いし、データでは未知の領域に到達している。(疲労度など)
いや、実際限界は突破しているのかもしれない。笑

なので、いつもより回復時間を長めに取りつつ、誰かのアタックに素早く反応し、自力をできるだけ使わないようにして誤魔化していく。

アタック合戦

今日も逃げたい選手が多く、なかなか決まらない上に速い。
キツいがチャンスを伺い続けているところで、まさかのパンク。

何かを踏んだのだろう。
音と共に、一気に空気が抜け、すぐに走行不能になる。

無線で前輪パンクと伝えつつ、後ろに下がり、すぐに止まった。

すぐに交換してもらい、再スタート。
アタック合戦が続いている上に、道が悪い上に狭くなり、チームカーをうまく使えない。

どうしようもないので、焦らずにチームカーの隊列に混じり走る。
どのチームもトラブルで遅れた僕をちょくちょく引いてくれる。

それもあって、無理せず追いかけている矢先に元喜さんもパンク。

元喜さんも逃げに動いてた矢先にやられた。

僕を抜いて前にいたチームカーがすぐに対応し、元喜さんが再スタートしたタイミングくらいで、僕が追いつく。

他のチームカーを使いながら、2人とも前に上がっていたタイミングで、なんと集団が割れている、、、

集団を追っかける

逃げがなかなか決まらないまま、アップダウン+横風区間に入り、とっくに限界を迎えていた選手達が千切れ出したのだ。

そのせいで、チームカーは後ろの集団を抜くことができず、僕らも千切れたグループに合流するしかなかった。

すでに、アタック合戦からのパンクで追いかけている最中も脚を使い、結構キツい状態でこの展開に、少し諦めかけた。

が、一応まだ前が見えているのと、少し回復してきたので、焦らずに遅れた集団で回す。
すでに脚が終わって千切れているメンバーなので、かなり弱い。
皆、先頭を引けない。

この集団に見切りをつけて、逃げが決まり、前が止まったタイミングで一気に追いかけることを考え始める。

元喜さんも同じことを考えていたみたいで、前が止まり、登り返しに入ったタイミングでアタック。
僕も少し遅れて、アタック。

それぞれ、一気に前に追いついた。

キツかったが、無事戻れたのでよかった。

その後は、リーダーチームのコントロールの元、坦々とレースは進む。
やはり、脚がキツく、3級山岳や所々キツかったが、堪え忍ぶ。

そして、海岸線に出て、平坦区間に入る。
ここから、ゴールまでは平坦。

僕と雄大さんはレイモンドのサポートのために、レイモンドの付近に集まる。
ヤバいかなと思っていた脚も、だいぶ回復してきて、行ける気がしてきた。

降壇する

残り20km。

逃げとは1分を切り、いつでも捕らえられる。

残り15km。
集団のペースも上がり始め、各チームがまとまり始める。

残り10km。
3人でまとまり、前方をキープしていく。

残り7km。
ライアンが上がってきて、僕らを先頭まで引き上げる。
DSMと張り合いながら、前方にうまく埋もれていく。

残り5km。
逃げを捕らえ、カウンターで数名が逃げるが、問題ない距離感と集団のスピード。

ここから、ラストコーナーのラウンドアバウトまでは向かい風基調。
僕はレイモンドの後ろに付きつつ、前に引き上げるタイミングを伺い続ける。

各チームトレインで上がってきては、下がってを繰り返し、ぶつかり合ったり、急ブレーキしては加速を繰り返しカオス。

各チームごと上がっていく

残り3km。
レイモンドの前に出て、前に上がっていく。

残り2kmを切る。
ラストのラウンドアバウトに向けてカオス。笑
流れで、レイモンドと入れ替わり、後ろ付近に待機。

抜けて、最後のタイミングで前に引き上げようと思った所、ラストコーナーで落車発生。

レイモンドは巻き込まれておらず、近くにいた僕と雄大さんは巻き込まれたものの、止まっただけ。

僕はブレーキして、離れた程度だったので再加速するも、前に追いつくので精一杯。
これ以上は何もできないと判断し、そこからは流してゴール。

レイモンドは19位。
やっぱり、最後に自分が引き上げれればシングルはもちろん、トップも狙えるのではないかと思う。

明日はラストチャンス。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?