三が日

新年早々、様々な事が起きた。
能登半島地震に羽田空港での航空機事故。
3日には北九州で大規模火災。

お正月から非常にショッキングなできことで、心が痛む。
僕も家族を持つ身、色々と考えさせられた。

あくまでこれは、僕の思ったことや考えであって、強制するものでもないし、一個人の考えとして読んでいただきたい。

まずは、SNSだ。
とにかく、様々な情報が溢れ、得たい情報が正しいかもわからない。

ひとまず、僕からは何も発信せずに静観することにする。

特に地震に関しては、救助要請をSNSで流していたり、無事を伝えるのにも用いられていた。

そこで、そのポストなどが、僕らの普段通りの使い方で埋もれてしまうのはよくないと考えた。

対して、こんな時にも、そのポストを用いたデマやインプレッション稼ぎのしょうもない奴が現れる。
どうかしていると思う。

テレビでニュースを見ていても、大きな被害が伺える。
こういった時、どうにか支援できないかと考える。

が、僕にできることはないと感じてしまう。

実際に被災地へ行って、捜索や支援物資輸送などを行おうとも思っても、ぶっちゃけ素人が行ったところで邪魔でしかない。

捜索に関しては二次災害を起こす可能性が高い。
余計に被害者や救えた命を奪いかねない。

僕も専門職ではあるので、考えてみても素人がいたら、むしろ危険でしかない。

例えば、クラシックレース(ワールドクラス)にロードレースを知っているだけの人が混ざったら、何もできずに終わるだろう。

むしろ、スタート直後に集団走行で危険をおかし、大落車を発生させてしまう恐れがあるし、石畳に入ろう物なら、すぐにぶっ飛ぶだろう。

極端な話かもしれないが、それくらい人を救うのは難しいと思う。

物資輸送などもそう。
いたずらに自分の車で行ったところで、現地がどんな状況かわからず、どこに何が必要かもわからない中で、とりあえず向かうのは無謀だ。

最悪、渋滞を起こし、本当に必要とされている物資や人達が早急にたどり着けない原因になる。

実際に、それらは起こっているみたいだ。

被災者に何か支援をと、すぐに行動に移せる人は素晴らしいが、本当に必要な時に必要なことができた方がいいと思う。

そこで、今の僕でもできる支援の方法を考えてみた。

まずは、各種方法で始まる寄付だろう。
直接ではないが、各団体が代表して集めて、必要な所に渡してくれる。

芸能人レベルの金額だと、直接もいけるかもしれない。

他には、被災していない人達がもう一度災害について考え、それぞれの備えを行うことだ。

すでに3.11を忘れ始めている人もいると聞く。
「大きな災害があった」
と、しか覚えていないのではなく、
「もし、同じ規模の災害があった際にどう自分達で生き残るか」
を、考えておかなければいけないと思った。

日本は2~3日で必ず救助が来てくれるし、避難所には様々な支援が届き始める。

それぞれが2~3日、堪え忍ぶ術があれば、物資の困窮などが防げるのではないかと思った。

また、被災者に心を寄せつつ、いつも通りの生活を送るということも大切だと思う。
意外といつも通りが難しかったりする。

やはり、あれだけの災害を目にすると、どうしても気持ちが沈んでしまうし、何か遠慮がちになってしまう。

だが、むしろいつも通りか少し多めにお金を使うなどをして、経済を回した方がよいと思う。

コロナ渦の時もそうだったが、経済を止めてしまうと、日本全体が苦しくなってしまう。

被災された方々が社会に戻る時に、受け皿となる社会が沈んでいると、余計に苦しい思いをしかねない。

直接的ではないし、一部の人達からは良く思われないかもしれない。
だが、これも1つの支援に繋がると思う。

むしろ、災害に関係なく、経済を回すことは未来を作ることだ。
絶対に止めてはいけない。

僕としては、トレーニングを頑張り、より熱く盛り上がるレースを作ることも支援だと思う。

スポーツは人を熱くさせ、元気にする力があると思う。

だから、僕はいつも通りにトレーニングを行い、いつも通りの生活を心がけた。
そして、SNSなどの活動も再開しようと思う。

被災された方々のお見舞いを申し上げると共に、1日でも早い復興をお祈り申し上げます。

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