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Tour of Japan(UCI2.1) St.3いなべ

レース情報

距離 127km 順位 8位 総合 11位

レースレポート

今日は昨日と同じく、少人数(5人以下)の逃げしか決まらないだろうと予想。
なので、乱発されるアタック合戦がおこるはずなので、後手を踏まないよう対応していくことに。

ホームステージなので、先頭へ

元喜さんを中心に、人数が多ければ僕もチャンスがあるので、フォロー程度に反応していく。

リアルスタート直後に抜けた選手をめがけて、追走が何度も生まれるが、そのたびに集団が繋がってを繰り返す。

向かい風の影響もあり、集団が止まる時はとことん止まる。

作戦会議中?

その中、抜け出した2人は坦々と踏み続ける。

最初の登りで、逃げに飛び付こうと元喜さんが抜け出しを図るが、しっかりと集団にチェックされ、引き戻される。

前が2人だけだったため、リーダーチームのマトリックスがコントロールの意思を見せ始める。

下りに入り、平坦区間で完全に逃げを容認し、マトリックスのコントロール下でレースは進むことに。

すぐに皆で集まり、僕らは敵チームに一旦は任せ、消耗させることを確認し、そのまま登り口では前で位置取りをチームで行う。

登り口ではどのチームも前で入りたいため、毎周位置取り争いが激しい。
たまに、僕らも失敗し、後ろから入ることもあった。

スタート前、楽しそうwww

集団はコントロールされ、落ち着いているので、僕はできるだけ踏まず、一定のリズムで走る。
具体的には、登りは自分のペースで登り、無理せず前で位置取るのではなく、ゆっくり後方に下がっていくように、リラックスして踏む。

そして、下りと平坦区間で足を使わず、タイミング良く前に戻るを繰り返す。

こういう時に、いかに足を使わず、貯められるかが勝負だと思う。
スプリおンターあるあるだろう。笑笑

足の感覚も悪くなく、調子も変わらず良い。
それを皆に伝え、最後スプリントになれば任せてもらう。

レースも残り3周に入るも、集団のペースが上がらない。
逃げとも4分近く開いてしまっている。

ちょうど右京もそう感じたのか、先頭牽引を開始。

さすがに追い付かなくなると、僕らとしてもステージ勝利を狙いたいので、その可能性が潰えることもしたくない。

そこで、他チームにも協力を煽りつつ、自分たちも右京と共に先頭牽引に加わることにする。

まずは、元喜さんと津田がコントロールに加わってくれた。

1周回ごとに1分を縮めていく。
このままだと、ギリギリ追い付くかどうかといったところ。

ただ、ここまで足を貯めている集団はペースが上がっていくのに対し、逃げは疲れが見え始め、垂れていくのが普通。

このままだったら、追い付くと判断し、僕も気合いが入る。
ライアンも何度も調子を確認しに来てくれ、アシストしてくれる。

近くで走ってくれた👍

ラスト1周に入り、さらにペースが上がる。
集団が崩壊し始める。
入り口で少し位置取りをミスし、中盤くらいで入ってしまう。

抜けるタイミングで抜きつつ、前をキープするも、少し先頭20名ほどとギャップができるが、見える範囲なので、焦らず足を使わず、うまく周りを利用し、追い付く。

引いてくれていた、元喜さんと津田がいなくなり、ライアンも姿が見えない。

トマとドリューに合流し、僕は残ってるし、スプリントできると伝える。

トマを中心に位置取りをしていると、ライアンが現れ、キナントレインで先頭に並ぶ。

このコースは最後の1kmで道幅が狭く、登りになるので、位置取りでほぼ順位が決まる。

ライアンが先頭で張ってくれ、3人まとまっていい位置で入れる。

僕が6~8番手、その後ろにドリュー、トマ。

うまくいなしつつ、位置をキープするが、前のメンバーが強力だったこともあり、早駆けを決意する。

最終コーナーが残り250m地点なので、そこに突っ込むしかないと思い、自分からそこに向けてしかける。

最終コーナーに向けてしかける!

しかし、コーナーの前で先頭にできることはできず、並びながらコーナーに突入。
タイミングを見計らっていた、前で入れていたメンバーがもがき始める。

早駆けしたこともあり、粘るも離されていく。

なんとか耐えきるも、最後の最後に1人に差され、8位。

最後、ギリ差された、、

悪くない判断とタイミングだったと思うが、力が足りなかった。

もう少し踏めれば表彰台が見えただけに悔しい。

ホームチームということもあり、たくさんのキナンファンの皆様がいる中で、なんとか良い結果を残したかった。

Allez!KINAN!

最終的に、皆で笑えるように引き続き頑張ります。

コースどこ見てもキナン旗が✨️



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