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Tour of Japan(UCI2.1) St.2京都

レース情報

距離 103.6km 順位 8位 総合 12位

レースレポート

全体的にアップダウンがあり、激しい攻撃があれば集団がバラバラになるおそれがあるコース。

例年、ワールドツアーやそれに筆頭するチームが来ており、そこを中心にコントロールされることが多かったTOJ。

しかし、今年はコンチネンタルチームしか出ておらず、力も均衡しているため、荒れる可能性が高いと思われる。

総合争いは実質、富士山と思われているが、どのステージも逃げができ、それが決まる可能性が高いので、そこを注意していくことを確認した。

スタート前の取材📷️

レーススタートは予想通り、どこかがアタックするとしっかりチェックに入り、各チームセカンドエースを入れたい動きが多い。

その結果、あまり激しい打ち合いというより、強豪チーム同士の牽制が少し入る。

どこも、5名以下の総合に関係なさそうな逃げを行かせたいらしい。

そうこうすると、3名ほど抜け出し逃げができそうだが、できないという状態が続く。

1回目のスプリントポイントを前に先頭は単独になったこともあり、僕は集団の頭、2位を狙いにいく。

というのも、どこかのステージでは勝ちたいのと、基本的に上位でゴールしていればポイント賞ジャージが着れる。

そのためにも取れる時には、しっかり稼いでおきたい。
最後のここの1P2Pの差で泣くことにもなるからだ。

足はいい感じ。
他の数名もあわよくば狙うという雰囲気。

完璧な位置取りで最終コーナーを曲がり、自分のタイミングでもがく。

しっかり集団の頭を取り、2位通過。
2秒のタイムボーナスとスプリントポイントを2P獲得。
完璧だ。

基本的にチームで前方を位置取りしていたので、下がってすぐにそこに収まる。
これで、登りを先頭で入れるし、集団が分断された際に後ろに取り残されるリスクが減る。

登りが終わり、下りきった後に先頭を吸収。

次の登りで1名抜け出したのをきっかけに数名抜け出し、追走に元喜さんが入る。
4名の逃げが形成され、集団は一旦落ち着く。

逃げに乗せていない、右京とマトリックスが代わる代わるコントロールを開始。
タイム差が1分前後で推移する。

無線を着けてない、ドリューやトマ、ライアンにタイム差やメンバーなどを共有しておいたり、津田がボトルを取りに行ったりと少し、チームでリラックスタイム。

元喜さんが逃げに乗ってくれたので、ここでも前方を位置取りできるのでありがたい。

集団も少しずつ、逃げとのタイム差を縮め始め、ラスト1周に入るタイミングでは20秒を切っていた。

コントロールが始まった頃から、毎周回登りでペースが上がっていたが、最終回は右京がしっかり上げていく。

一気に集団も人数を減らし、下りへ。
僕はわりと楽にクリアでき、しっかり前方で下りに入る。

この下りの途中で、リム打ちにより前輪をパンクした選手が落車。
そのほぼ後ろにドリューがいて、1人挟んで僕だった。

なんとか2人とも無事に避けれて、集団に戻るが、危なかった。

その落車の影響もあってか、集団は30人ほどしかいない。

足を残してもがける選手はさらに少ないだろうと、思い気合いも増す。
唯一、ほぼフルメンバー残っている愛三がスプリントのためにコントロールするかと思っていたが、あまり足が無さそう、、、

集団はわりとまったりペースのせいで、位置取りがカオスに。
得意としているが、1人では分が悪い。

マンセボ選手がゆるいペースだったためか、アタックをしかける。
ドリューが反応してくれ、4名ほどで少し抜け出す。

ここでも強力に引くチームが現れず、緩く膨らむ集団。
この先コーナーが4箇所あり、ゴール。
あまり、埋もれるとうまくもがけない。

注意しながら位置取りをするも、ペースが遅いのでどんどん外から選手が上がってくる。

さすがにゴール前で位置取りが始まったので、ペースが上がり、前4人を吸収。
そのまま、マンセボ選手が先頭で引き続ける。

ドリューも前にいたので、そこをめがけて上がるも、コーナーで被せられて埋もれる。

最終コーナーを16番手くらいの埋もれながら曲がる。
そのまま外に膨らみ、うまく抜け出し、もがき始める。

何人か抜くも、先頭と空きすぎていて、届かず。
8位でゴール。

もがく足もあって、チャンスなステージだけに悔しい。

他の選手の動きも良いので、ステージ狙いの僕としては、頑張らないといけない所。

ゴール後の悔しい感じ、、、

明日もチャンスがあるので、修正し狙っていきます。


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