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物理で群論はこう使う〜結局なに?〜これから物理で群論を学ぶ人への入門書

(先生)「これ、群って言います。(以上)」

(私)「で、群は何であり、どのように使えるの?」

この疑問を解消してくれるシーンはその後ないかもしれない。

群論を物理・工学専攻で学ぼうすれば、頼りになる指導者が近くにいないことが多い。闇雲に本を漁り、成果がでないままに時間だけが過ぎていく。(経験済)

これは備忘録。 

※ わたしはアマゾンレビュア 雑学家さんではありません。


この記事での対象となる方

下記の方を対象にしています。

  • 非 旧帝 レベル

  • 物理・工学・情報系向け

    • 少なくとも数学科ではない

  • 博士後期課程には進まない

    • プロにはならない

  • 学生、社会人を含む独学者

    • 講義を受けている方も

"これ物群"なリスト(これから物理で群論を学ぶ人への入門書)

物理の人による、物理向けの親しみやすい入門~大学院をリストアップ。

群論(物理学向け)の書籍は、それほど多くありません。数年に一冊のペースでの出版です。参考文献に挙がる本の多くは数十年前の書籍であり、その書籍に書かれる参考文献は、さらに数十年をさかのぼります。

その中から物理・工学ユースでの群論の入門書を挙げました。学部〜院(修士)での素養目的であれば、このレベルで十分です。
後編"数学な群論"に手を出すな !

  • ヤン成吉ソンキル 『キーポイントシリーズ 行列と変換群』岩波書店,1996

    • 回転・空間操作からスピノールへいたる秘伝書。

    • 「理工系数学のキーポイント」 シリーズの珠玉の一冊

    • 線形代数を未修でも読める。むしろ線形代数が見通しがついて、線形代数チカラが底上げされる。

    • 力学や量子力学で現れる特殊な行列(直交行列,ユニタリ行列,エルミート行列)が苦手な人にも救いの本になりえます。

    • 巻末の参考文献に豊富に書かれているが、1996年の「古いリスト」であることに注意。

続編あります。

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