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日本の映画ポスターがダサい?理由

こんちゃ!みちこです!

11月の連休で箱根まで温泉旅行に行ってきて、身も心もさらに美しくなって参りました!ww  (※後ろのエイトは友人のものです。)
旅行中に友人と映画のポスターについて話になり白熱した討論になったので、noteに記載してみようと思います。

映画ポスターのダサさとは何?

下記のポスターを見てもらいたい
左が海外のポスターで右が日本のポスター

どうでしょうか?イメージ違いますね…
海外のポスターは作品イメージを守り、必要最低限の情報で構成されていますね。
それに反して日本のポスターは必要以上の情報を入れ込んでいますね、そのせいか映画のイメージすら違って見えますね。
なんだか右のポスターはポップな感じがするというか、密室ミステリー感は無いように感じます。

こちら一時期有名になりましたね、
巨大なクジラの圧倒感とは裏腹にサイズ感が伝わりにくくやはりテキストの主張が激しいですね…w

デザインセンスの問題なの?

日本人のセンスが無くて、映画の内容を紙一枚で伝えようとしている?
では他のものではどうであろうか。

こちらが日本のCDジャケット

こちらが海外のCDジャケット

比較して見た結果どうだろう?
少しテイストが違えど、どっちもアリでは?と思う方は多いハズです。
そう、デザインセンスが無いというわけではなさそうです。
だが、日本にきたポスターのデザインはダサいのは事実です。

この圧倒的なダサさはなんだろう?

今一度日本と海外ののポスターを見てみよう。

日本のポスターのダサさとは「文字の量の多さ」を表している。
デザインによる想像の余地を残さず、その映画がもつ情報を全力で表現してる。この必死さがダサいと言われる所以だ。
ではなぜCDジャケットは文字で説明せず、スタイリッシュなデザインが多いのだろうか?
その理由は簡単で、
CDはそもそも下記のような要素がある。
・試聴する機会が多いので失敗しない。
・アーティストそのものが購入の動機になっている。
つまりCDのジャケットはどうでも良いのだ。
ジャケットによってCDが買われるのではなく、アーティストやすでに聞かれている曲によってCDが買われ、ジャケットがついてくる。

ここに海外と日本の大きな違いが生まれます。
アメリカではポスターそのものが購買動機に結びついていないからスタイリッシュなのである。だからこそデザイン性を重視した”象徴”でいられる。
逆に日本は文字量たっぷりで購買動機に結びつくべく”広告”の役割を果たしている。

日本の映画料金は一番高い

日本の映画料金は世界的にとても高い値段で設定されています。
ですから最近は劇場で映画を見ず、ネットで映画鑑賞することが主流になりつつあります。

各国を比べて見ると
・アメリカ 700〜800円
・韓国 800円前後
・イギリス 1200円前後
・オーストラリア 1400円前後
・日本 1500〜1800円
どうであろうか?
その他1000円以上を超えている国は物価が高く裕福な国が多い
それにも関わらず、日本は各国を抑え一番違い金額に設定されている

そう、日本人にとって映画とは
高い金額を払って見に行く希少なイベントの一つなのだ。

映画館で映画を見る際内容が全然理解できない、わからない映画を果たしてお金を払ってみるだろうか?
ポスターがかっこいいからという理由で映画を見るだろうか?
慎重で財布の紐が硬い日本人であれば見る方が少ないだろう。

それ故に、映画のポスターが単なる"象徴"としての存在することを許さない。我々はポスターすらも重要な情報源にしている。

まとめ

映画鑑賞の金額や、文化の違い、ポスターの存在価値などにより

日本の映画ポスターは広告の意味を持ち
海外の映画ポスターは象徴の意味を持つ

よって日本のポスターはダサくなってしまっている。


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