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【振り返り】 越谷アルファーズ VS 山形ワイヴァンズ game1

2023-24シーズン初のホームゲーム観戦を以下の3トピックで振り返る。


約1年ぶりに越谷総合に行ってみた話

まずはここから。24節目(44試合目)にして、今季初のホームゲーム参戦!
去年はなんと一部の水曜ゲームを除いて、土曜か日曜のどちらかには少なくとも必ず訪れていました。毎節異なる選手が背番号順に表紙を飾っていたゲームデープログラムは全制覇して保管してあります。いや、行き過ぎ。
毎週土曜に大学(神奈川某所)の授業が終わってそのまま実家に帰り、日曜の試合を見に行って神奈川にまた帰る、といったルーティンがありましたが、21歳になった途端、そんなハードな生活ができなくなり、バイト先で中継を見るだけで満足していました。
ちなみに 10/22に開催されたアウェーA千葉戦のgame2には参戦しています。

これが今季初現地でした。今思うと、現時点でたった3つの黒星しかないA千葉、初敗戦がこの試合だったようですね。、あれか2敗しかしてないの、、?


少し脱線しましたが。1年ぶりに越谷総合体育館に行ってみた感想は、、

え?なんか変わった??

でした。Xで思うがままに書いたポストはこちらです。

この感想は決して下向きなものではないです。見慣れていた昨季のホームゲームとは違う”違和感”が大きいと思います。
なんか変わったなぁ、とオープニングから感じました。昨季よりエンタメの箱として、すごく楽しい空間になっているように自分は感じました。
2つになったビジョンで、全方位から見やすくなったことに加えて、リプレイ映像ばかり流れていたビジョンに、リアルタイムのMC CHEEZEさんやアルファマン、チアの応援練習、レフェリー・TOなどが映し出されており、新鮮味を感じました。アルファマンのルール解説もわかりやすくてよかった。
その他も基本的にいい変化だと思いますが、唯一、頻繁にトイレに行きたくなる僕からすると、支えていた穴場のトイレが封鎖されていたのはショックでした。あそこに立っていた警備員さん、暇そうだったしなぁ、、だったら他のところに配置しよう、ということですかね。
ファンのマナー・モラルが問題になりがちな今はアリーナ内に人員を割くことはいいことだと思うので仕方ありませんね。


全体的に、より楽しめるアリーナに変化していた、と個人的には感じました!


では、試合開始から終了までの話に移りましょう。

現地の感覚とスタッツの比較

まずは今日のスタッツです。

特筆すべきスタッツは
【越谷】
ジャスティン・ハーパー 26pts 9reb
アイザック・バッツ   18pts 14reb
星川 堅信       15pts ±37
【山形】
ジェームズ・ベル   19pts

だと個人的には思っています。ここからは現地で見ていた感想も交えて話します。

ハーパーもベルもそんな点とっていたんだ、、


この2人、良くも悪くも得点を重ねることにインパクトがないんですよ、。淡々と得点を重ねて、気づいたらこんなにも量産している感じ。なので、最終スタッツを見て???となりました。明日も要注目な2人になると思います。

今日はあんまターンオーバーしてないよな、、ん???


今日は5TOVくらいだと思ってました。本気で。そしたら約3倍もしてたみたいです。この体感との差は、スタッツを見て解決しました。
山形のターンオーバーからの得点は、わずか「11点」。相手のターンオーバーでポゼッションを獲得した、となると、その度2点もしくは3点取れる計算ができます。そうすると、毎回2点が取れるだけで「28点」取ることができた。そのうちの11点しか取れなかったのは、越谷がよく守った、ということだと思います。山形のターンオーバーからの得点の中に、ファストブレイクからのポイント「2」も含まれているはずなので、尚更うちのDFが良かったのかと。
ちなみに、越谷は山形のTOV「9」に対して、ターンオーバーからの得点は「16」でした。これもこれで珍しいくらいいいスタッツです。
つまり、越谷はターンオーバーを起こしても、半分近くのポゼッションを守ることができていた。そりゃあ、現地ではそう感じるわな、と納得しました。


特別指定の2人が最高すぎる件


いや、もう、これに尽きるよ、、

昨季は、開幕からQFまで2人の選手が特別指定選手としてロスターに名を連ねていました。
・鎌田 真(今季 越谷で本契約)
・トロイ マーフィー ジュニア(今季 B1富山で特指)

正直、シーズン丸々特指がいたのは昨季の強みだった。特に、トロイは初のBリーグ参戦で、最初はPTが少なく、試合に出るのも限られていましたが、リーグ戦を追うごとに必要不可欠な存在になっていたので、いなくなった今季は同様に序盤から特指枠を使って欲しいと個人的には思っていました。
その中で、1人目の特別指定選手として、早稲田大学4年生の「ケンシン」が加入。宇都宮時代に竜三さんと繋がっていることは知っていましたが、2人の仲はもっと前からっぽい。大学バスケに疎い僕は、なんとなく名前聞いたことあるなぁ、くらいでした。堅信、すまん。
そして先月、日本大学から「とーい」が加入。とーいも4年生で、2人とも大学バスケ引退後にうちへ来てくれました。とーいは茨城の練習に参加していたそうです。

ロスター事情、特にガード事情が悪いうちにとって、特別指定枠の使用は不可欠でした。この2人なら、B1からオファーきていてもおかしくないはず。うちに来てくれてありがとう。という思いでずっといましたが、今日の試合でより思いが強くなりました。少し先に加入していたケンシンが、スタメンとして暴れてくれた。その後を追うように、とーいも負けじといい活躍をしてくれた。終わってみたら、2人ともキャリアハイを更新するほどの大活躍。
今後POで戦っていく上で、怪我人を待つことも大事ですが、シーズンは待ってくれません。そんな中で、新加入の若手の台頭ほど嬉しいものはありません。チームの強みが一個増えた、と前向きな気持ちになりました。
明日は彼らに負けじと背中を見せ続ける先輩達を見たいです。

2024/3/3 追記 陳岡燈生選手からのコメント


ペイント内得点とセカンドチャンスポイント、リバウンド


山形には昨季、トーマス・ウェルシュ(23-24シーズンは北海道)というアイクに平均リバウンドで上回った選手が居ました。そのため、リバウンドは決して弱いチームという認識はありませんでしたが、強度は流石に落ちてましたね。アイクはもちろんなのですが、競り合いのリバウンドでLJが良かったり、れーじゅが飛んできたりと、チームで42本のリバウンドを取れていることは間違いなくうちの強みです。また、オフェンスリバウンド「8」に対して、セカンドチャンスポイントが12点。先ほどの計算と同様に考えれば、16点取れるシチュエーションで12点取れているので、取るべきところをしっかりと取ることができ、逆に取られたくない部分をしっかり守り切れた。総括すると、これが今日の勝因だと思います。

改めて振り返ってみると、越谷としての強みが全部よく出た試合だったのかなぁと。あまり後ろめたいネガティブなことは試合中考えなかったので、うちのバスケットをやり切った、と言えるかもしれません。竜三さんのコメント出たら載せますね。

2024/3/3 追記 安齋HCからのコメント


アイクさんと小寺さん

noteを書いてみよう、と思ったのは、春休みだから暇だった一番ここを書きたかったからです。というのも、今日は小寺さんがDNPであることに疑問を感じたからです。
小寺さんも途中加入の選手で、だいぶ竜三バスケが浸透してきたのでは、という印象で、最近だとアイクとの併用も見られるようになりました。その矢先でDNPだと、怪我でもしたのかと不安になりますが、あまりそのような様子は見られませんでした。では、なぜ試合に出てこなかったのか。ここを僕なりに考えてみました。

似ているようで似ていない、アイクと小寺さんの違い

小寺さんの役割って、幅広いんですよ。アイクと違って、主戦場が広いというか、満遍なくできる(パスも捌けてシュートレンジも広い)のが小寺さん、という考えに基づいての意見です。
正直、山形のインサイド事情を考えると、ゴリゴリインサイドできる、2人で言うところのアイクの方がかなり有効だと思います。特に、山形は後半からはローポストのアイクに積極的にダブルチームを仕掛けてきたので、越谷として必要になってくるのは、キックアウトから外角が狙えるorドライブに行ける、ペイントにダイブできる選手です。残念ながら小寺さんはそのような役回りではないので、まず併用はないだろう、というのはわかりました。
では、アイクの代わりに入ることがなぜないのか。今日はアイク⇄ハーパーが何度もありました。そこは間違い無く、機動力の問題です。
実際、山形のオフェンスでは、岡島をはじめとした機動力、うちからするとスピードのミスマッチを前半特に疲れたゲーム展開でした。PnRでスイッチするDFだと、致し方ない部分ではあります。ただ、ビッグマンにつくことになったれーじゅやケンシン、ショーヘイさんたちの体を張ったDF よって、イージーバスケットになるシチュエーション記憶の限りありませんでした。PnRを狙ってきているが、スクリーナーが結果としてロールできずPnPのような形になる。相手の狙いを一個崩せたわけですが、結果として得点されてしまう。そこを防ぐにはアイクの機動力を上回る選手が必要で、そうなると小寺さんではなくハーパーを選ばざるを得ない、と言うのも納得できるかなと。
体型や見た目で似たようにとらわれがちですが、機動力の面で2人は大きく異なるかなと。走力、サッカーでいうところのスプリントに近いんですかね。公式から50m走のタイムとか出たら面白いのに。
あとは自分は機動力の定義の中に、リバウンド力、跳躍力も含めます。この2人で比較すると、結果としてアイクの方が機動力では優位であるという結論に至りました。

ただ不可解な点はあります。最後、オンコート0の時間ができました。それまでDNPだったタムは試合に出ましたが、小寺さんは出なかった。
特に、ハーパーに対して、すこし疲れ気味のそーちゃんと交代させたのはしっくりきませんでした。小寺さん出してよ、と思ったのですが、、

あの時間で出なかったのが、怪我がゆえでないことを祈るばかりです。
怪我でもしているのか、という山形側へのブラフだったら面白くなりそうですが、果たして明日は出番があるのでしょうか。


まとめ

実は初めてのnote投稿、気付いたらこんな文字数書いてたんですね。大学の5000字レポート書けなくて頭抱えてたのに、バスケのことだと苦も無くスラスラかけてしまった、、
久々の現地観戦だったからこそ、感じたものをそのまま書きたくて、Xでは書ききれないと思ったので使ってみました。勝利に浸っているのもありますが、明日勝たなければ何も意味ないとまで思っているので、絶対勝利で。


また気が向いたら書いてみようと思います。拙い文章ですが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!



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