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やすみの日

休みの日はカフェに行く。そんなルーティンのようなものがあったけど、ここ1ヶ月以上はカフェに行っていない。

それは車を使わないとどこにも行けないような場所に住んでいるとか、最近はまった韓国のアーティストのコンテンツをずっと見ているから、とか
そんな変化や新しいルーティンができたことが理由かもしれない。

でも、今日はちょっと違った。
久しぶりにゆっくり起きたら、窓から吹く風が少し肌寒く、晴れわたった空が気持ちいい、私にとって大好きな雰囲気だったからだ。
それは1年前のあの時を思い出させるような、少し切ないような。


2日前に耳の聴こえない方がお店にいらっしゃった。
「店内ご利用ですか?」という声がけに、耳を指差したお客様をみて、すぐに気づけた。
筆談と身振り手振りで会話をしたあと、退店の際に唯一覚えていた「ありがとう」の手話をした。
マスク越しでも分かるくらい、微笑んで「ありがとう」と返してくださった。若いご夫婦だった。

耳が聴こえないから、目が見えないからと区別することつもりは全くないのだけど、みんな当たり前の日常を過ごしていて、その中で私たちのお店に行こうと思ってくれたのだと思うと、うれしかった。


午後には店主の友人の女性と娘さんがお茶をしにきてくださった。
その方は数字占いにはまっているそうで、レジの時に私の数字も聞いてみた。
「 11はソウルナンバーといって宇宙とつながってるの!直感が冴えていて宇宙に近いから、占い勉強してみたら? 」
星や宇宙が好きでよく天文台にも行っていたものだから、驚いた。
みずがめ座はよく宇宙人っぽいとか芸術家タイプとか言われるけど、私って本当にそうなんだ。
しかも直感で感じることはあるけど、心配性だから思慮深くなって違う選択肢を選びがち。それってよくないことだったんだ。
ちなみにその後 直感のままトイレに行ったら、トイレットペーパーが残り10cmでした。直感ってすごい。


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いつもと同じ日常、でも出会う人や天気だけで考え方や気分は簡単に変わってしまう。
定期的に原点回帰のため占いの本を読んでいるのだけど、なんとなく今日はその日な気がして、あたたかいチャイと共にベランダで日向ぼっこをしながら振り返りをした。

桃をコンポートにする予定はあったけど、ついでにぶどうも煮てピンクグレープフルーツもマリネにした。おかげで冷蔵庫にはもう空きがない。

さらに残りの休みを充実させるべく、3ヶ月ぶりにお気に入りのお香を焚きながらnoteに書き留めている今。満足。

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好きなものに前のめりになって夢中になるのもいいけど、たまには心のよろこぶことをする日もいいなぁと、夕焼けの空を眺めながら思った1日でした。

そういえば、流れていく雲を見るのもいつぶりだろうな。

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