子宮体がん〜入院1日目〜
感染症対策のため家族の面会も手術立ち会いも禁止。なので入院荷物も自分で運ばなくてはいけない。
無駄に多い荷物…後に不要な物が多かったと嘆く荷物…
看護師さんがカートを持ってきてくれた。
「何日の入院の予定なんですか?」
病棟の階に案内してくれる最中看護師さんが聞いてくる。
「1週間程の予定です」
何かこれから旅行に行くような会話。
そうだ、病院も綺麗だしこれからホテルに滞在してカラダの中のエステを受ける感覚で挑もう。恐怖心よ、薄れてくれ。
◯
病棟のナースステーションで受付をし、個室であるかの確認を何度もされ病室に案内された。
ん?個室珍しいのか?
(のちにわかるが個室は珍しくはない。ただの確認だろう。)
早速「これに着替えてください」と作務衣のような病院着を渡される。パジャマ持参してきたけれど病院着の方が良いとの事で。じゃ、はじめから決まりとして言ってくれよ入院説明の時。って思ったけど、まぁいい。
着替える瞬間一番緊張するし何か諦めもつく。どうあがいてももう逃場はない。手術するしかないんだ。
私はあまりにも手術が怖くて毎日ジョジョをアマゾン等で観ていたのだがこの日は観る気にもなれない。
ジョジョを観てると手術の痛みぐらい何なんだと思えるのに。
あ、5部ね。覚悟はいいか?の5部。
この日のやる事は画像とったり内診だったりたくさんあって(注射が一番嫌だった)自分の時間が全くない。個室だけど落ち着かない。時間が決まってなくいつ先生や看護師さんが来るかわからない。
麻酔の先生と麻酔科の看護師さん別々に来るしw、めっちゃ人の出入りが多い。もう私ナースステーションにずっといた方が良くないか?
◯◯
画像撮りにいった時、待合室の時計が2時間40分遅れていたので、え?まだそんな時間?そんなわけない!お昼食べたじゃないか。と困惑。
ちなみにお昼はおかゆをさらにドロドロにしてるもの。これが術前最後のごはん。胃もたれしていたせいかとてもちょうど良い。満足。お菓子は当然出ない(個室の人はお昼にお菓子でる)。
画像撮りから戻った後すぐ下剤スタート。看護師さん曰く飲みづらいからゆっくりで大丈夫との事で。少し酸っぱいらしい。ポカリスエットの濃い味らしい。たまーに美味しいという変わり者の人がいるらしい。
ドキドキする。お腹痛くなったらどうしよう。
…下剤20分で飲みましたw
本当は一瞬で飲み終わるぐらい美味しかった!
変わり者がまた一人増えましたねw
一瞬で飲むともったいないと思ってこれでもちびちび飲んでたんだけど、もしかして冷えてたから美味しかったのかな?
下剤の効きはというと夜中になって出始めた感じ。お腹は痛くない。トイレ行くのが面倒かなってくらい。とはいっても3回行っただけ。
水分は朝朝食の時間くらいまで飲んで良いので空腹も感じずラク。
◯◯◯
トイレが気になってほぼ眠れず。でも家でも全然眠れないので平気。もともとロングスリーパーだと思う私。10時間寝ないとスッキリしないし動けないのに産後2〜3時間しか眠れない。産後しばらくたっても眠れない。コロナ入院の時はぐっすり眠れてるのでストレスなんかな。嫌な事は別にないけどこれもやらなきゃあれもしなきゃとかが多くて気になって眠れないのはある。こういうのも治していかないとね、長生きしたいし。
そんなこんなで慌ただしい一日が終わり手術の日を迎える。
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