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一回目の子宮筋腫〜LH-RHアルゴニスト製剤〜

こんにちは。みであです。
2014年に子宮筋腫の筋腫核出術(開腹)をおこないました。
そのときの記録をまとめます。



前の記事へのリンク

第一話

第二話


2014年 手術決定

LH-RHアゴニスト製剤の注射

前回の記事でも書きましたが、大学病院に転院してからは検査の嵐でした。その中で最後の処置が「注射」でした。

子宮筋腫の発症原因は未だ明確でないそうですが、女性ホルモンをとめると小さくなる・これ以上大きくならないことがわかっています。私の筋腫はこぶし大で卵管の近くで場所が悪く、小さくするために、注射を3〜4回打つ必要がありました。

2023年の現時点では「レルミナ」などの服用薬がありますが、2014年当時は服用の薬がありませんでした。そのため、1ヶ月毎にLH-RHアゴニスト製剤(リュープリン、ゾラデックスなど)を注射する必要がありました。私はお腹に打っていたので「ゾラデックス」というものだったようです。

リュープリンは、GnRH(gonadotropin-releasing hormone:性腺刺激ホルモン放出ホルモン)アゴニスト製剤に分類される黄体化ホルモン(LH)を抑える薬です。
脳の下垂体のGnRH受容体に作用して、間接的に性腺刺激ホルモンの分泌を抑えます。その結果、卵巣では女性ホルモンの一種であるエストラジオールの分泌を抑制し、精巣では男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌を抑える働きがあります。
女性では子宮内膜症や子宮筋腫、閉経前乳がんなどの治療に使われます。男性では前立腺癌などの治療に使われます。

リュープリンの効果と副作用を薬剤師が解説!生理はいつから再開する?|
お薬専門通販のミナカラ|オンライン薬局(2023年10月24日閲覧) https://minacolor.com/blogs/articles/5080#:~:text=%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%81%AF%E3%80%81%E5%8D%B5%E5%B7%A3%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB,%E3%81%AE%E3%81%8C%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%9A%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

この注射、ただの注射ではありません。シャープペンシルのような針先になっていて、お腹の中に薬剤を打ち込み、それが徐々に溶けて体に作用する…。という仕組みです。
指でプッシュして液体を押し入れるイメージがありますが、なんとバネが入っていて、バチン!という激音と共にお腹に入ります。それがとんでもなく痛くて、注射に行くのが毎回憂うつでした…。

ゾラデックスの説明図

副作用とのたたかい

私の子宮筋腫の闘病は、大多数がゾラデックスの副作用との戦いでした。
ゾラデックスは「女性ホルモンを止めて偽閉経状態にする」効果があります。つまり、いきなり閉経後のからだになります。そうです…更年期に急になったんです。

思ったより長くなりそうなので、副作用については別記事へ…。


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