【韓国とわたし】①90年代:いわゆる歴ヲタ小学生

わたし、いわゆる歴ヲタなんです。

小学生の頃から歴史的建造物や遺跡が好きで、図書館に行っては歴史の本を読み漁っていました。

その中でも最推しだったのが、奈良県にある高松塚古墳。極彩色の壁画(いわゆる飛鳥美人)が有名な古墳ですが、壁画の内容などが高句麗古墳群※と類似していることからよく比較されるので、朝鮮半島の歴史を知る機会が多くありました。

※高句麗古墳群...朝鮮古代史で最大勢力だった高句麗時代の古墳、現在の北朝鮮・平壌などにあります。

なぜ高松塚古墳が最押しだったのかは当時ハマっていた某少女漫画に出てきたから...!わたしの四神はそこから笑

それに、各地の文化が他の地域に伝播し、形を変えながらさらに違う地域に伝わっていくという文化の流れが好きで、アジアの歴史はこれがよくわかるので、とても興味を持って調べていました。

現在のトルコあたりからシルクロードにより中国に渡った文化は、朝鮮半島を経て日本列島に伝わっています。中国・朝鮮半島・日本は特に全く同じものや、似ているけどどこか違うものがたくさんあって、文化比較をするのにとても興味深い国々です。

そんなこんなでお隣さんと、そのお隣さんに興味を強く持っていたわたし。小学校の課題では、好きな国を調べてポスターにする時に大韓民国をテーマにまとめまたこともありました。友だちはフランスとか調べててオシャレなポスターだった中、太極旗を画用紙いっぱいに描いてた思い出。

そういえば、90年代の韓国は今のように身近な国ではなくて、近くて遠い国なんて言い回しがピッタリだったように思います。

そんな韓国が急激に近づいたのは、間違いなく2002年の日韓W杯でした。

つづく

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