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スタートアップ企業1日目10/2*転職日記*

配属先に初出社の日。
バスで30分ほどだし10時始業だし、とてもゆっくりした朝だった。
15分前にエントランス集合というSlackの文を何度も確かめながら、ちょうどいいバスの時間に頷いて3分前にバス停へ。
もう何人か並んでいたので安心して待っていたけれど時間になってもバスが来ない。まっすぐの道路には姿も形もない。道路状況もあるから仕方ないし、バス通勤である以上そこはゆとりを持たなければとわかっていたけれど…10分の遅れはさすがに焦る。
同じく不安そうな表情のサラリーマンぽい男性と目が合う。わかります、わたしも焦ってます。
ようやくバスが来て乗り込んで、停車回数の多さに遅れてきた理由がよくわかった。信号に引っかかる回数も多くて、そうゆう日なんだなと溜飲が下がった。空いている奥の方に座れたし、まあいいや。
きっちり10分遅れで最寄りのバス停に着いて、余裕を持たせたはずが時間通りにきた人になった。

同時入社が多いとは聞いていたけれどまさか20人もいるとは思わなくて、スタートアップ企業の派遣受け入れ数に驚く。
あとから半分は中途入社の正社員さんだと分かったけれど、事業拡大に併せていきなりここまで増員するなんて余裕がすごい。
事業部ごとに座っていたのでなるべく周りの人と会話をしようと頑張るものの、いつもの癖で聞き役になってしまった。リモートが週3日もあるのだから対面できるうちに仲良くならないとなのに……。

PC初期設定やらログイン設定やら、リモートが推奨されているだけあって環境を整えるだけで一日かかった。
ランチは豪華なお弁当でうれしい。
ひたすら動画を観ているだけの研修ではなく、手を動かす時間もあってありがたかった。
新プロダクトの説明も今後のビジョンがより明確になることで自分の業務をイメージしやすかった。
朝会で代表からも聞いていた内容だったが、耳に入る話よりも、サイトで見ていた印象よりかなり若いご本人に驚いてまったく頭に入ってなかったのは反省点。
代表が若ければ社員の方もほとんど20〜30代で、まさにスタートアップベンチャー企業らしい。
でもみんな切磋琢磨している雰囲気が伝わってきて良いなと思う。
意識高い系と言えばそうだけど、みんな自分のやることを明確に仕事をこなしている。

切られることがなければ3年、もしくはそれ以上もあり得るかもしれない会社への印象は、家から近いだけでない良いものになった。
ここで成長していけるだろうか。
していきたいな。

とは言え、慣れない環境でとても疲れた……。
明日はリモートでオンボーディングなので気が楽。
あったかいお茶を飲みながら本を読んで寝よう。

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