「ムーンプランナー」という手帳をこの冬から使い始め、大変愛用している。月の満ち欠けを基準にして作られているけれど、旧暦（太陰暦）ではない。新暦の日付を、新月の日から始まる約2週間と、満月の日から始まる約2週間に並べ変えて配置しているのだ。

このムーンプランナーは、GTD（Getting Things Done）という手法と相性がいい（ここでGTDについて説明すると長くなってしまうので省略します。『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』が入門編としておすすめです）。

GTDは、週に一度の振り返り「週次レビュー」を続けていくことが肝だ。けれどこれを、通常のカレンダーでいうところの「週末」に毎週続けようとすると、サボりがちになってしまう。

そこで、ムーンプランナーの新月と満月、半月の日を週次レビューの日に設定してみる。すると、不思議なことにスムーズにできるようになるのだ。月のリズムに乗るという、おまじない的な要素があるのがいいのかもしれない。

ダンナにも勧めてみようかと思うのだけれど、この月の満ち欠けのリズム、果たして男性にも有効なのだろうかと疑問に思っていた。けれどどうやら、男性の体調や感情の波も、ちゃんと月の満ち欠けと同じリズムを刻んでいるらしい。

というわけで、ひとまずダンナは、普段使いの手帳を新月と満月で区切ってみるところから始めてみるとのこと。どんな効果が出るのか楽しみである。