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採卵3回目の進捗と、これまでの治療歴を簡単に

現在、採卵3回目に向けて自己注射をしています。
やはり連続周期採卵のせいか、薬の効きが悪く
E2(卵胞ホルモン/エストロゲン)の値が前回の半分だったので
急ぎ注射の量を増やすことになりました。
レコベルに加えて、ゴナールエフを新たに打つことに。

ただ、1回目の採卵でゴナールエフを打って下腹部が痛くなったのですが、
昨晩打ったものの痛くもかゆくもありません。
やっぱり効いてないのかも…
こんなにお金をつぎ込んで、1個も取れない可能性が出てきました。

調子に乗って連続採卵なんかするんじゃなかった…
と思っていたのですが
今度の採卵の際に、ついでに子宮内フローラ検査を行うことを先生に提案されました。
子宮内の悪玉菌を調べる検査です。これが多く存在すると妊娠・出産が難しくなります。
まずは子宮の中を綺麗に整えてから、先日出来た胚盤胞を移植したいそうです。悪玉菌が多い場合、まずはサプリメントを飲んでもらいたいので
移植はもっと後になるとのこと。

え、そんなの初耳なんだけど…
結局韓国旅行の時期に移植しない方が良かったやん(韓国旅行を選んで良かった)
と思いながら話を聞いていましたが
移植がもっと後になるかもしれないので、何だかもやもやしてしまいました。
でも焦りは禁物!ですね。
子宮を整えてからの方が絶対良いので…

私は24歳の時に結婚しました。
夫はアメリカ人です。
長く子供は欲しくありませんでした。(その理由については、また後日記します)
でも、30歳頃に漠然と「子供が欲しいなあ~」と思うようになりました。
でもその頃はアメリカから日本に帰国を考えている時期で、日本での就職で頭がいっぱいだったので、
キャリア>子供でした。
子供は簡単に出来ると思っていたので、日本で就職して2~3年後の33か34ぐらいに作れば良い!と思っていました。

そして私の妊活が始まりました。
以下、略歴です。

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2021年11-12月(当時33歳):病院でブライダルチェックを受ける。AMHは何と4以上。
麻疹やおたふく風邪などのワクチンを接種する。
甲状腺機能低下症であることが発覚。チラージンを飲み始める。

2022年3-4月:タイミングで子供を授からず。卵管が通っていないことが発覚。おそらく24歳の時の卵巣手術の影響。

2022年5月:卵管鏡下卵管形成術(FT) 術後すぐにタイミング
2022年6月:妊娠
2022年7月:稽留流産
2022年8月:34歳になる

2022年9-11月:タイミングを続けるも、子供を授からず。心がボロボロになり、これまでの人生が失敗だったと思うようになり、自殺を何度も考える。職場でも家でも急に涙が出てくるぐらいの精神状態だったせいで、余計に子供を授かりにくくなっていた。
TSHが上昇していることも発覚したため、チラージンの量を増やす。

2022年12月-2023年2月:人工授精開始。それでも授からず、体外受精へのステップアップを決意。
AMHが約1年の間に4以上 →1.5にまで急降下したことが判明する。
理由について、先生は人によって卵子の数が急激に減るタイミングは違う。私の場合、24歳の時の卵巣手術により、普通の人に比べて卵子の数が少ないのは普通なので
これぐらいの値は想定内、と説明。
あと1-2年早く妊活をしていれば、簡単に妊娠出来たかもしれないのに…と心底後悔する。

2023年3月:採卵1回目
5個取れた卵のうち、3個体外受精(ふりかけ)、2個顕微授精。
1個も胚盤胞になれず失敗。病院で泣いてしまう。先生から休息を勧められる。

2023年4月:妊活をお休み。旅行や妹の結婚式を楽しむ。

2023年5月:採卵の時期がちょうどGWと重なってしまったのでタイミング。当然授からず。

2023年6月:採卵2回目
5個取れた卵全て顕微授精。4個正常授精⇒2個胚盤胞に。両方ともグレード4AA、凍結

続けて採卵3回目。現在自己注射中。
7月初めに採卵予定。
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毎日体を動かし、出来るだけ身体に良いものを食べるようにし、
サプリメントを沢山飲んでいます。(チラージン、当帰芍薬散、Lカルニチン、マルチビタミン&ミネラル、葉酸&鉄&乳酸菌、ビタミンD、DHA など)
薬漬けです。
自己注射中は鶏になった気分です。
正直、大変です。

でも、自分の身体は以前よりも健康的になっているかもしれません。
妊娠できなくても、それはメリットになるかなと思います。
子供がいなかったら生きてたって意味がないと、悲観的になる時もありますが
子供の有無がその人の価値を左右することは決してないし
今はより健康な身体になって、社会のためになるお仕事を続けていきたいし、動物達のために自分が出来ることを頑張りたいと思えるようになってきました。

仕事をやっている限り、妊娠なんて一生出来ないのではと考え
仕事を辞めることが頭をよぎったこともあります。
でも、子供が出来なかった時に、自分に何も残らなさそうな気がして、辞められずにいます。

子供を授かることを、9割諦めるようになりましたが
子なしとして生きることは、それなりの覚悟がいると思います。
愛する夫との間に子供を授からないことだけでなく

周囲からの「可哀そう」という目線/子ありの人によるマウント も辛いと思います。
(周囲からどう思われても気にするべきではないのですが、気にしてしまいます。)

きっといつか、完全に子供を諦めることが出来たとしても
周囲の心無い言葉に傷ついたり、街で子供連れの女性を見かけて落ち込んだりすることはあると思います。
心に一生消えない傷は残るのかなと思います。
子供がいないメリットもあることが分かっていても。

何かよく分からない文章になってしまいましたが、
これが現在の心の内です。

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