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【MIA】月間成績19勝8敗!PS進出に向け前進した6月のマーリンズを振り返ろう!

どうもマイア・ミッシーです!

今回のテーマは6月のマーリンズを振り返ろう!です。

6月の戦績6月終了時点の順位選手達の活躍今後7月以降への期待

今回はこれらのトピックを一つ一つ分けて紹介し、シンプルな構成で記事を書きました。

ではご覧ください、どうぞ!


【6月の戦績】

6月のマーリンズ全試合結果 (引用:MLB公式アプリ)

6月は27試合を戦い、月間の勝敗数は19勝8敗

この数字はMLB全体を見渡しても、ブレーブスの21勝4敗に次ぐ2位の数字とチームとして素晴らしい結果を残しました。

ただ6月は相手が勝率が下位の球団だった試合が比較的多かったですが、例え下位チームであってもしっかり勝ち星を取りこぼさないことが重要なことであります。

下位のチームにはしっかり勝利を積み重ね、上位のチームには善戦する。今年のマーリンズは強いチームの戦いができているのは間違いありません。

【6月終了時点のチーム順位】

6月終了時点のNL東地区順位
(引用:MLB.com)
6月終了時点のNLワイルドカード順位
(引用:MLB.com)

順位を見てもらえればわかる通り、6月終了時点でなんとマーリンズがNLのワイルドカードの順位で首位に立ちました!

今年含めてここ3年間のマーリンズは、開幕前の展望で多くの媒体から「今年のマーリンズはダークホース候補」と言われて期待されましたが、21年と22年の2年間は2年連続90敗以上喫するなど苦しい戦いを強いられました。

しかし今年は開幕からずっと好調を維持し、6月終了時点で48勝35敗。60試合の短縮シーズンでポストシーズンに進出した2020年を除き、今年は久しぶりにTDL(トレードデッドライン)で売り手ではなく買い手として迎えられそうです。

【野手陣】

6月終了時点の個人打撃成績
(引用:Baseball-Reference)

【チーム野手成績】※()はMLBでの順位
得点数       338(24)
OPS           .720(16)
打率          .261(5)
本塁打数   23(79) 
wRC+         98(17)
野手fWAR 8.0(20)
盗塁数       54(17)
OAA           -8(23)

4・5月はやや苦戦を強いられたマーリンズ打線ですが、6月は選手一人一人が成績を伸ばし、チーム打率はMLB上位にランクイン!(ほぼアラエスのおかげですが…)。

6月終了時点でのシーズン成績を見れば、昨年までワーストクラスだったマーリンズ打線は、MLB全体で中の下と言えるレベルの打線になったのではないかと思います。

そして6月、特に活躍が著しかったのはやはりこの男!

ルイス・アラエス

昨年ALの首位打者に輝いたアベレージヒッターは、今シーズンも開幕からずっと高打率を維持。6月に入ってからも絶好調で、月間打率.406を記録。

1941年のテッド・ウィリアムズ(.406)以来誰1人達成していないシーズン打率4割を狙える素晴らしい活躍を見せており、今月開催されるオールスターにファン投票で選出されました。

また5月に月間本塁打12本記録したソレアも、さすがに本塁打の勢いこそ落ちたもの6月も.800を超える高いOPSを記録。

シーズンの本塁打数は20を超えており、その素晴らしい活躍が評価され選手間投票による選出で自身初のオールスターに選出されました。

その他にもクーパーウェンドルなど6月は多くの選手が随所に勝負強い活躍を見せ、ポストシーズン進出に向けて視界は良好です!

(あとは怪我から復帰も先日再び怪我で離脱したチザムJr.が夏場に戻ってくれれば、今後戦いが楽になるはず…)

【投手陣】

6月終了時点の個人投手成績
(引用:Baseball-Reference)

【チーム投手成績】※()はMLBでの順位
防御率  4.00(13)
FIP        3.84(3)
失点数  350(19)
K/9        9.50(5)
BB/9     3.11(11)
WHIP    1.25(9)
被打率  .241(11)
投手fWAR 10.6(10)

マーリンズが6月を大きく勝ち越せた理由の1つに、投手陣の奮闘が挙げられます。

6月1日〜29日の期間の先発防御率は、なんとMLB1位の2.93を記録!

そんな素晴らしい活躍をみせた先発投手陣の中で、特に活躍が光ったのがエウリー・ペレス

ペレスは今年5月に20歳27日という若さで球団史上最年少でメジャーデビューを果たした身長203cm,最速約100マイルの速球が武器の超逸材。

6月は圧巻の成績を残しており、月間防御率はなんと脅威の0.32(!!!)。昨年CY賞を獲得したエースのアルカンタラが今年絶不調の中、20歳の若さで早くもチームのエース的な活躍を見せています。

ペレスの他にもルザルドギャレットといった若手先発投手が6月以降ローテで安定した活躍を見せており、アルカンタラ,カブレラ,クエト,ロジャースといったローテで活躍が期待された投手の怪我や成績不振による誤算を埋める活躍を見せています。

また救援陣はアンドリュー・ナーディが火消し人として非常に優秀な活躍をしており、クローザーのAJパクも怪我から戻ってきました。

しかし7月に入ってその頼みの綱だったナーディが故障離脱。救援陣を見渡すと、安定した活躍や支配的な活躍を見せてる投手が決して多いとは言えない状況のため、TDLでは中継ぎ投手の補強に動く可能性があります。

【今後7月以降のマーリンズへの期待】

他球団のファンのみならず私含め多くのマーリンズファンも、正直マーリンズが今年ここまで頑張るとは開幕前に時点では全く思わなかったです…(笑)

ここまでマーリンズは、期待されてた若手選手の台頭やベテラン選手の頼れる活躍、そして今年から新たに就任したスキップ・シューマッカー監督の素晴らしいベンチワークにより、下馬評を覆し躍進しました。

ただ、喜びも束の間。マーリンズは8月以降コンテンダーのチームとの対戦が多くなってくるので、今後の戦いが本当の重要となってきそうです。

マイアミ・マーリンズ 8月の対戦日程
(引用:MLB公式アプリ)

そしてもうすぐTDLが近づいていますが、マーリンズは補強ポイントも多く特にC3Bのポジションはグレードアップすることが必須。

昨オフにはトレードでアラエスを獲得するなど、トレード巧者で知られているアングGMの手腕を信じましょう。

後半戦に入ったMLBのシーズン、前半戦躍進したマーリンズが後半戦どのような戦いをみせるか、そしてポストシーズンに進出することができるのか。

今後のマーリンズからますます目が離せません!

LET'S GO!! Fish!!

【引用元】

(画像)
MLB.com
Baseball-Reference.com
MLB公式アプリ(画像はAndroid版)

(ツイート)
MLB公式(@MLB)
マイアミ・マーリンズ公式(@Marlins)

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